天津飯ラボα〜目的
天津飯ラボもなかなか蓄積されてきた。
本ラボの目的を記しておきたい。
天津飯が好きであります、本格中華料理でなくとも、ガチ中華とは対極の存在であろうとも私は天津飯が好きであります、日式中華料理いいじゃないか。と最近悟りを開いた。
日本の関東に住んでいる私にとって、天津飯とは中華料理店のメニュウで高頻度に見かける割には注文することが少ない料理。天津飯は注文してから着丼するまでどんなタイプがでてくるか全く不明であるからであります(聞けばいい?繁忙時間にそんなヤボなことできないよあたしゃ)
天津飯の味ベクトルを大きく左右する餡に関してざっと仕分ければ甘酢、ケチャップ、醤油、塩くらいは分類あるのにだいたいのメニュウには「天津飯」しか表記がない。それぞれ味付け餡で食べたいTPOあるんじゃなかろうか、あまりに不案内である。
仮に牢獄から出所した日に訪れた中華料理店で、「ビールください。それと醤油ラーメンと天津飯。」この場合、ケチャップが正解な気がする。(牢獄メシから1番かけ離れた味がケチャップだろうとの憶測)餡だけじゃなく具材もカジュアルにカニカマがいいとか、野菜たっぷり目がいいとか、卵の焼き加減だってみんな違ってみんないいんだが、気分とか好みとかミスマッチしたら悲しいじゃないの。
そもそも天津飯は注文頻度が西高東低のメニュウであり、これだけインターネットさんの海原が豊穣になってさえ関東においてはデータが足りない… もちろん先達がいるのはわかっているが私も含めて各地の有志が情報をもちより昨今のラーメンデータベースのような…は無理だろうな。
本ラボは基本的に私の天津飯備忘録であるが、蓄積が増えた暁にはそれなりの価値があるんではなかろうか。
しかし情報を集めるために注文、着丼を繰り返しているということはいつまで経っても食べたい味がでてくるかはガラガラポンというわけで…ある程度下調べはするものの、ミステリー天津飯を楽しんでいる、いや楽しむことを「天津飯から強要」されているのかもしれない。