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いろは歌【れ】(17番目の歌)礼するは 人にするかは 人をまた 下ぐるは人を 下ぐるものかは


「日新公いろは歌」とは、島津家中興の祖で、島津義弘の祖父でもある島津 忠良(ただよし)(号は日新斉・じっしんさい)が、5年余の歳月をかけ完成させたという薩摩藩の「郷中(ごじゅう)教育」の基本の精神となったとなったといわれる47首の歌です。義弘も多大な影響を受け、その後も薩摩武士、士道教育の教典となったこの「日新公いろは歌」は現代の私たちにも通じる多くの示唆を含んでいます。


礼するは 人にするかは 人をまた
下ぐるは人を 下ぐるものかは


人に礼を尽くすのは、人のためだけではありません。

人を見下すのは、自分を見下すことと同じです。


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