「わかち書き」と「ぎなた読み」
いきなりですが、質問です。
わたしはきょうにっきをかいた。
私は今日日記を書いた。
パッと見て、どちらが読みやすいでしょうか?
大人の私たちはごく普通に漢字とかなの混じった文を書いています。
ところが、ひらがなを学校で初めて学ぶ子どもは、基本的に漢字を知りません。語彙量も乏しいです。
そこで、子どもにもわかりやすい文章にしようと考え出されたのが、文節で区切って書く「わかち書き」です。
わたしは きょう にっきを かいた。
のように。
実は、この「わかち書き」 、日本の小学校低学年向けの国語の教科書に採用されていた時代もあります。(現在はどうなのでしょうか)
英文も「わかち書き」の一種と考えてよさそうです。単語と単語の間にはスペースが入りますから。
ところで、先程の
私は今日日記を書いた。
私は今、日日記を書いた。と読み間違えたとしましょう。
これが「ぎなた読み」です。
弁慶がなぎなたを持って を
弁慶がな、ぎなたを持って
と読み間違えたことから起きる偶然の産物である「ケレン味」を楽しみましょう、ということなのでしょう。
「ぎなた読み」による言葉遊びは、ネットにもたくさん転がっていて、有名なものを書いておきます。
アフガン航空相撲殺される
金太の大冒険
この先生きのこる
こんだら
へごちん
まあ、読点を正確に入れさえすればいいだけのことなのですけどね(笑)
、が読点
。が句点
これも、誤って逆に覚えていることが多いです。
「とうっ!」の掛け声で点を打つ
これが一番覚えやすそうです
(ネットの受け売り(笑))