ホームにて


ふるさとの訛り懐かし停車場の
人ごみの中に
そをききにいく

石川啄木の作品とは知らなくても
この歌をご存じの方はいらっしゃるはず。


おそらく、上野駅のひとこま。

春は、出会いと別れのシーズン。

この作品を読むと
中島みゆきの「ホームにて」という歌を
聴きたくなります。


♪ふるさとへ向かう最終に乗れる人は
 急ぎなさいと
 優しい優しい声の駅長が
 街中に叫ぶ

私の住む地域は
鉄道が廃止されて久しいです。

だから、日常的に駅を利用することは
ほとんどないのですが


この歌の持つふるさとへの郷愁は
いつまでたっても
色褪せることがありません。





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