【コラム】夢をコントロールすることは可能か?
こんにちは!かけだし社長の小寺です。
先日、久々に怖い夢を見ました(涙)
飛び起きて、夢だと知って、ホッとひと息。
みなさんは、普段どんな夢を見るでしょうか?
楽しい夢、怖い夢、不思議な夢、
覚えてる時もあれば、覚えてない時もあります。
そして、ここでふと思いました。
「そもそも、夢って何なんだろう?」
「好きな夢を見ることはできないのかな?」
今日はそんな夢の不思議を知るべく、自分なりに色々調べてみました。
なぜ人は夢を見るのか
諸説ありますが、今のところは「記憶の整理」という説が有力なようです。
現実世界で見た出来事を、寝ている間に断片的に組み合わせて、夢としてストーリーが作られるようです。
また、人の眠りには浅い睡眠の「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」があり、主に「レム睡眠」の時に夢を見ているようです。
うたた寝してる時ほど、夢を見やすいですよね。
そして人は1日に平均で3〜5つもの夢を見ているそうです。
でも、そんなに夢って覚えてないですよね?
実は寝ている時には、記憶するための神経伝達物質があまり出てないようなのです。
ただ、眠りの浅いレム睡眠で目が覚めた場合には、最後に見た夢を、その日見た夢として覚えていることがあるそうです。
夢を覚えておくためには、眠りが浅い時に起きる、ということがポイントになります。
夢が意味するもの
人が見る夢は、深層心理の表れとも言われています。
見た夢の特徴を知ることで、自分の心理状態を知ることができるようです。
「夢占い」を見ていくと、色々自分の心理状況がわかって面白いです。
ちなみに僕がよく見る夢は、
「誰かに追われる夢」「殺される夢」
(どっちも悪夢!w)
なのですが、意味を調べたら、やはり現実でも何かに追われ不安やプレッシャーを感じてるとのこと。
仕事においては適度なプレッシャーを楽しんでるのでいいのですが、傍から見たら完全に追い込まれて疲れてる人ですね。。笑
ただ、どちらの夢も最終的には、逃げ切れたり、生き延びたりするのですが、これは吉夢らしいです。
さらに殺される夢に至っては「リセットと幸運」の暗示らしいです。
うまく逃げ切れたということは、現実でも問題解決して先へ進む兆しを示しているようです。
なんだか面白いですね!
夢をコントロールすることは可能か?
そして本日の本題。
「夢をコントロールすることは可能か?」
についてです。
夢のコントロールができるとしたら、もはや映画「インセプション」の世界です。
関係ないですが、この作品、2010年公開だったんですね。。「夢に潜入する」というクリストファー・ノーラン監督の大胆なコンセプトに、当時かなり惹き込まれたのを覚えています。
さて、そんなインセプションの世界ですが、必ずしも映画の世界だけではないようです。
夢をコントロールする手がかりとして、まず知っておきたいのが
「明晰夢」(めいせきむ)
という分野についてです。
明晰夢とは、夢の中でこれは夢だと自覚しながら見る夢のことを指します。
明晰夢を見れるようになるには3つの方法があるそうです。
アリティチェック法
1日を通して数回、「自分が夢の中にいるのかを確認する」ための簡単な動作を習慣化して身につけるというもの。
映画「インセプション」では、コインを回して倒れたら現実、回り続けたら夢と判断していました。
二度寝法(WBTB:Wake Back To Bed)
2度寝のような浅い睡眠を繰り返すことで、夢を見ややすいレム睡眠を意図的に作り出す方法。
明晰夢誘導の記憶法(MILD:Mnemonic Induction of Lucid Dreams)入入眠から5時間後に1度起床。その後、「自分はこれから夢を見るぞ!」と強く自覚して、再び眠りに入るというもの。
ちなみに初心者には、3つ目のMILD法がもっとも有力のようです。
明晰夢を習得すれば、夢の中をまるで現実のように意識をもって歩き回れるため、まさに"夢のような体験"を味わえるわけです。
ただ、明晰夢には危険性も潜んでいるようです。
・本来、脳が休むはずの睡眠時に逆に疲れを生んでしまう
・明晰夢が「悪夢」だった場合、かなりの精神的ストレスを負う
とのことです。手放しで喜べる分野でもないわけですね。
そして、明晰夢は夢をコントロールできるわけではなく、あくまで「夢の中で夢であることを自覚できる」というレベルに留まります。
(夢とわかり変えようとする努力はできるかもしれませんが)
ただ、就寝前にどんな行動をとるかで、ある程度夢に影響を与えることは可能なようです。
「夢=記憶の整理」なわけなので、見たい夢に関連する記憶・体験を多く取り入れることが大事になってきます。
・寝る前に見たい夢を想像する
・見たい夢に関連する写真や映像を見る
・関連する匂いや音を聞く状態をつくる
などは、少なからず夢に影響を与えるとのこと。
これらは、自分の潜在意識に何をすり込んでいくかという作業になります。
例えば「南の島でバカンスしてる夢を見たい!」なら、就寝前にハワイの映像をYouTubeで見て、さざ波の音を流しながら、アジアンテイストなお香を炊いて寝る、といった具合でしょうか。
できる努力は試してみて、実際に夢がどうなるかは「見てみてのお楽しみ」なわけです。
引いてみるまでわからない、なんだか、おみくじみたいなものですね。
まとめ
さて、今回「夢をコントロールすることは可能か?」について色々調べてみましたが、結論は「夢を自覚し、影響を与えることはできる」ようです。
興味のある方は、あくまで自己責任にはなりますが、夢の操作にチャレンジしてみると非日常的な体験ができるかもしれませんね。
人の記憶や夢はまだまだ謎も多い分野!
やはり、こういう未知の分野は、探究心や男心をくすぐりますね!
今日はここまで、それではまた!