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コモディティ化戦争
こんにちは!
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。
物の値段はどうやって決まるのか?
単純な計算だけすれば、原価+利益=売値となります。
ただ、実際には競合他社との価格競争に巻き込まれるケースもあります。
例えば、牛丼屋。
牛丼はどこで食べても、ある程度同じクオリティのものが提供されます。
そうなると自然と差別化を図るために価格競争に入ります。
これが、コモディティ化といわれる現象です。
一方でコモディティ化しないものもあります。
それがラーメンです。
ラーメンは味も千差万別、人によって好みも全く違います。それ故、コモディティ化しにくい商品といえます。
ここ数年、値上がり傾向にもありますが、それでもラーメン屋には行列が絶えません。
このように、好みがハッキリとわかれるものは、コアなファンを作りやすく、コモディティを免れています。
商売を考える時に、つい万人受けするものを考えがちですが、万人受けは誰もに受けいられる分、競合も多いわけです。
価格競争は経営を圧迫します。
そうならないよう、万人受けしなくても、一部のファンに刺さる、独自の商品というのを提供することで、コモディティ化戦争から抜け出すことができるのではないでしょうか。