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映画「JUST MARCY」黒い司法0%からの奇跡

事実がベースとなっている作品。良かった。やっぱり起承転結を明確に示してかつストーリーの中で必然的言葉で説明もしてくれる法廷モノ好きだわ。

正義感から生まれる良心と慈悲が潜む性善説が噴き出す感覚は見る人に感動と安堵感をもたらす。私たちが法の支配の中にある安堵感だ。

けれども日々の日常生活においては忘れがちな概念。空気に近い。もし無くなったら平穏すらなく死ぬのに目の前にある社会生活を維持・継続することに従順過ぎる。

そして、それを維持・継続することこそが正義だと勘違いする人たちも多過ぎる気がする。

世界は広い、白人・黒人・アジア人などの人種でもなく、宗教でもなく、国境など物理的にでもなくひとりひとりの心の中の広さを指す。

そんな内なる想いを呼び起こすには最適な映画だと思う。

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