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ノットフェス(KNOTFEST)の値付けがバグっている
ノットフェス・ジャパン(KNOTFEST JAPAN)が2回の延期を経て、とうとう2023年4月1日(土)、2日(日)と幕張メッセ国際展示場にて開催されます。
ノットフェスとは、スリップノット主催によるラウド/メタル系アーティストを中心としたロック・フェスティバルです。
2012年から開催され、日本でも何回かおこなわれています。
ただ、今回のノットフェス・ジャパンのチケットについては、値付けがおかしなことになっています。
一日チケットの価格は以下です。
4月1日(土):9,800円
4月2日(日):15,800円
特におかしなことになっているのは、初日(4/1)の9,800円です。
現在、インフレと円安で、あらゆるものが高騰しております。
生活必需品はもとより、エンターテイメントも例外ではありません。
ロック系の来日アーティストなどは最たるものです。
例を挙げてみます。
◆レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
2023年2月来日@東京ドーム/大阪城ホール
プラチナ席:50,000円(グッズ付)
バルコニー席: 25,000円(東京公演のみ)
S席:20,000円
A席:18,500円
◆MEGADETH
2023年2月来日@日本武道館、他
S席:12,000円
A席:11,000円
◆Mr.BIG
2023年7月来日@日本武道館、他
S席:13,000円
A席:12,000円
軒並み1万円超えです。
レッチリのドームもめちゃ高いですね。A席といったら、ドームの後ろの方だと思いますので、肉眼では豆粒程度しか見えないはずです。
またノットフェス・ジャパンの競合である、ラウドパーク(LOUD PARK)はどうでしょうか?
ラウドパーク2023は、ノットフェス・ジャパン2023の一週間前に開催されました。
◆ラウドパーク2023
2023/3/25(土) 、2023/3/26(日)@幕張メッセ/インテックス大阪
一般チケット:15,000円
(ゴールドチケット:22,000円)
やはり1万円超えです。
今回のノットフェスの初日チケット、9,800円というのは、やはり破格なことがわかります。
スリップノットのバンドの格自体は、レッチリには劣るものの、MEGADETHやMr.BIGよりも確実に上です。
ドイツのメタルフェス、ヴァッケン・オープン・エア2022でスリップノットは初参戦にも関わらずヘッドライナーを務めました。
上記映像からは、とんでもない観客数と熱気が伝わってきます。
フェスではなく、単体での来日では2万円近くのチケットになってもおかしくはありません。
それが、スリップノットに加え、数々のラウド/メタル系アーティストが観られるノットフェス・ジャパン2023では、チケットの価格が……
9,800円!
2020年、2021年、2023年と3回も延期があったので、当時のチケット代をそのままスライドしたのが原因でしょう。
もう二度とこの価格では観られないと思います。