ノットフェス(KNOTFEST)の値付けがバグっている
ノットフェス・ジャパン(KNOTFEST JAPAN)が2回の延期を経て、とうとう2023年4月1日(土)、2日(日)と幕張メッセ国際展示場にて開催されます。
ノットフェスとは、スリップノット主催によるラウド/メタル系アーティストを中心としたロック・フェスティバルです。
2012年から開催され、日本でも何回かおこなわれています。
ただ、今回のノットフェス・ジャパンのチケットについては、値付けがおかしなことになっています。
一日チケットの価格は以下です。
特におかしなことになっているのは、初日(4/1)の9,800円です。
現在、インフレと円安で、あらゆるものが高騰しております。
生活必需品はもとより、エンターテイメントも例外ではありません。
ロック系の来日アーティストなどは最たるものです。
例を挙げてみます。
軒並み1万円超えです。
レッチリのドームもめちゃ高いですね。A席といったら、ドームの後ろの方だと思いますので、肉眼では豆粒程度しか見えないはずです。
またノットフェス・ジャパンの競合である、ラウドパーク(LOUD PARK)はどうでしょうか?
ラウドパーク2023は、ノットフェス・ジャパン2023の一週間前に開催されました。
やはり1万円超えです。
今回のノットフェスの初日チケット、9,800円というのは、やはり破格なことがわかります。
スリップノットのバンドの格自体は、レッチリには劣るものの、MEGADETHやMr.BIGよりも確実に上です。
ドイツのメタルフェス、ヴァッケン・オープン・エア2022でスリップノットは初参戦にも関わらずヘッドライナーを務めました。
上記映像からは、とんでもない観客数と熱気が伝わってきます。
フェスではなく、単体での来日では2万円近くのチケットになってもおかしくはありません。
それが、スリップノットに加え、数々のラウド/メタル系アーティストが観られるノットフェス・ジャパン2023では、チケットの価格が……
9,800円!
2020年、2021年、2023年と3回も延期があったので、当時のチケット代をそのままスライドしたのが原因でしょう。
もう二度とこの価格では観られないと思います。