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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2023/1/10 #75

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
新年2回目のまとめです。大きいビジネス系のニュースはまだなく、インタビュー系が目についた週となりました。とはいえ、そろそろ1月期のアニメもOAが始まりつつあります。どの作品が人気になるか楽しみです。

プリキュア手掛けた監督が説くアニメ業界の入り方、未経験者の「狙い目職種」とは

アニメが日本を代表する文化になって久しいが、アニメ業界への入り方は一般的に知られていない。「中の人」になるには、専門知識を学べる専門学校や大学を出ている必要があるのか。また、一般企業から転職できそうな「狙い目職種」はあるのか。

制作進行が狙い目ですね。求人も多いですし。制作進行からプロデューサーなどのビジネス系、あるいは演出家などのクリエイター系と幅広くつぶしのきく職種でもあります。とはいえ、体力・精神面でもキツいので、人を選ぶのも確かです。

声優ファンとVTuberファンはどう違う? 「中の人」が語る、「壊れていく」理由【この業界の片隅で】

VTuberは、確固たる表現ジャンルとして、日本国内ではすっかり根付いた感があります。また、人気声優がVTuberを含めた配信活動に挑戦する事例も増えています。

声優はあくまでも役者・タレント。一方、VTuberは「友人や仲間同士で行うサークル活動に近い感覚」とのこと。だからこそ「活動を深めれば深めるほど、友人や仲間以上の家族に近い状態まで親近感が増していく」とは、確かに声優とは違いますね。身を削るのは、VTuberの方がキツそうです。

宮崎駿を見出した『アニメージュ』は、ある人物の“思いつき”から生まれた。ジブリの原点を鈴木敏夫が語る

1970年代、のちにアニメ界の巨匠となる宮崎駿監督と故・高畑勲監督をはじめ、数々のアニメーターをいち早く見出してきた老舗のアニメ雑誌『アニメージュ』(徳間書店)の足跡をたどる「アニメージュとジブリ展(東京会場)」が1月3日、東京・銀座の松屋銀座で始まった。

何が切っ掛けで運命が転がり出すかわかりませんね。鈴木敏夫さんも、アニメージュに携わって、後にジブリでプロデューサーをやられるとは夢にも思わなかったでしょう。

アニメ宣伝20年 飯田尚史の“届ける”醍醐味、肌で感じたアニメビジネスの変遷

作品とファンをつなげる大事な役割をはたしているアニメ宣伝。宣伝プロデューサー、宣伝担当としてその仕事を約20年続けてきた飯田尚史氏に話を伺った。

充実したインタビューでした。デジタル化に伴いアニメの制作が変わり、配信や海外ビジネスの隆盛で製作が変わり、そしてアニメの宣伝も変わってきました。現場の「生の声」として貴重な証言録です。

『呪術廻戦』が劇場版効果で2位に躍進、『SPY×FAMILY』V13達成で自身の記録に迫る~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(12月第5週)

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年12月第5週の「配信サービス視聴者数ランキング(調査対象期間:12月24日~12月30日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。

『呪術廻戦』が『劇場版 呪術廻戦 0』のアマプラでの配信を切っ掛けに、『チェンソーマン』を抜き去り2位になりました。『呪術廻戦』は、やはり特別なタイトルですね。本当に強いです。

2023年公開予定 長編アニメーション映画一覧 宮崎駿新作からマリオまで

2022年の邦画アニメの映画興行収入が過去最高を記録するなかで、長編アニメへの注目が高まっている。22年には『ONE PIECE FILM RED』、『すずめの戸締まり』、『THE FIRST SLAM DUNK』といったヒット作があったが、23年にはどんなヒットアニメが生まれるのだろうか。

7月公開の宮崎駿監督による『君たちはどう生きるか』が大本命ですね。また、興収100億円オーバーも珍しくなくなった昨今、2023年は去年に比べると、やはり企画が弱い印象です。『君たちはどう生きるか』を超える作品が出てきて欲しいところですが……。

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