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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2021/12/14 #20

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
先日10回目を迎えたと思ったら、もう20回目です。といっても、20回目を記念すべきニュースや記事といったものはありません😅
粛々と目に留まったものをキュレーションしていきます。

『鬼滅』『イカゲーム』『東リベ』が11月のTOP3、「スター」が加わったディズニープラスが上昇<定額制動画配信サービス マンスリーランキング(11月度)>

エンタメコンテンツランキングやデータ情報を発信する「GEMランキングクラブ」プロジェクトにて作成した「定額制動画配信サービスのコンテンツ別視聴者数ランキング」から2021年11月のマンスリーランキングを発表いたします。

『鬼滅の刃』は本当に強いですね。今までも『呪術廻戦』や『東京リベンジャーズ』などもランキングトップを取ったりましたが、『鬼滅の刃』のような不動の人気ではありません。今年もやはり「鬼滅」イヤーだったのかもしれません。

鬼滅「遊郭編」で増える吉原の“聖地巡礼” 子どもへの伝え方を商店街会長に聞いた

アニメ「鬼滅の刃」続編の「遊郭編」が5日、フジテレビ系でスタートする。「吉原遊郭」がモデルで、漫画では花魁(おいらん)や花街、楼主、足抜け、切見世、女郎屋といったワードが登場。東京・台東区の元新吉原遊郭周辺には鬼滅グッズを持ったファンが神社に参拝に訪れるなど、アニメ効果が見られている。

「説明は難しいと思いますけど、江戸時代の文化の花が開いたところが遊郭」とのこと。確かに否定しようがない「歴史」です。現代はキャンセルカルチャーの側面もありますが、複眼的に見ていくとが大切なのでしょう。

中国ネットアニメの先駆者が日本で再び創業した理由

中国でネットアニメの市場を切り開いた経営者が日本で再び創業に挑んでいる。映像配給を手がける面白映画(東京・中野)の董志凌代表取締役だ。日本でも中国アニメに一定の需要があると判断しており、呼応した日本のエンターテインメント企業7社からこのほど出資を受け入れた。

面白映画株式会社の出資者は「テレビ東京、ぴえろ、ライブビューイングジャパン、グッドスマイルカンパニー、佐々木ホールディングス、大一商会、ムービック、NEWJOY」です。結構色合いもバラバラですが、配給映画らしく「映画」という一本筋はあるイメージです。注目しています。

「アニメNYC」でオミクロン株の感染拡大か、入場者全員に検査促す 米CDC

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は7日、ホワイトハウスで行ったオンライン会見で、11月にニューヨーク市で開かれたアニメーションの祭典「アニメNYC2021」で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が拡大した可能性について、接触確認などを行って調査していることを明らかにした。

アニメの祭典「アニメNYC2021」での感染拡大は、たまたまこの大規模イベントだったからという感じもします。けれども、場合によっては、今後の大型アニメイベントの行方も左右するので、気になりますね。

「鬼滅の刃」遊郭編 視聴率は「大台」突破ならずも… 次のポイントは

マンガやアニメが社会的ブームになった「鬼滅の刃」の新作「遊郭編」が5日23時15分から放送され、世帯視聴率は9.2%と各メディアが報じました。作品のクオリティーについては絶賛の声が多数を占めましたが、視聴率は「絶賛」とはいかないのが正直な感想ではないでしょうか。

無限列車編の第一話視聴率が10.0%だったので、確かに二桁視聴率は欲しかったところです。深い時間帯とはいえ、鬼滅の「熱量」が冷めてしまったのかどうか、2話以降が重要です。

アニメビジネスは今どこへ進んでいるのか―TVと配信、海外状況から読み解く【藤津亮太のアニメの門V 第77回】

今後数年、そこからさらに先の数年―10年後のアニメビジネスの概況を決定する重要な要素とは。

アニメ産業レポートを分析した藤津さんのコラム。さすがに鋭いですね。アニメ産業レポートを補完する形で論考をされています。
また、今後3~4年の注目ポイントは以下とのこと。
「TVと配信が両輪となっていく過程で、TVを配信の導線に使う方法がいかに確立されるのか」
「海外では配信を中心に、作品をファンが消費する(日本のような)エコシステムがいかに確立するか」

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