今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2023/3/7 #83
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
心なしか2023年の冬アニメの話題が少し乏しい気がします。来月からは春アニメのシーズンになるので、気になるところではありますが……。来期は『ぼっち・ざ・ろっく!』のようなダークホースの登場を期待しています。
TRPGシナリオ原案『狂気山脈 ネイキッド・ピーク』のパイロットフィルムが完成。延べ1億円の支援を集めた情熱作、その最速上映会をレポート
アニメ化に向けて、クラウドファンディングで1億円を集めたのも話題になりましたが、パイロットがようやく完成ですね。ステロタイプが制作されているとのことで、センスも抜群。本編への期待も高まります。
金沢にスタジオのアニメ作品がアニー賞を受賞
おお~これはめでたいです。数あるアニメの賞の中でも、アニー賞は別格です。日本の作品もたまに受賞することもありますが、今回はNetflixで配信中の作品になりますね。地方スタジオ発ということもあり画期的です。
『ぼっち・ざ・ろっく!』世界を席巻? 海外アニメのトレンドアワードで史上最多の8冠達成!
アニー賞と異なり、こちらの賞については、どれほどの権威があるかは不明ですが、何はともあれ8冠受賞は素晴らしいですね。しかも海外メディアからの評価なので、サプライズ感があります。
令和4年度 都内アニメ産業の海外進出ステップアッププログラム 東京アニメピッチグランプリ受賞者を決定しました!
今までは支援も必要ないような企業が受賞されたりもしていましたが、今回は小規模事業者ばかりですね。支援が必要な事業者を「普通に支援」するのは税金の使い方として正しいです。
エンタメコラボ専門エージェンシーがコラボビジネスのノウハウやポイントを徹底解説!「アニ×コラ×ビズ」WEBサイト オープン
トキオ・ゲッツ社によるアニメビジネス系のサイトです。コラボやタイアップ、ひいてはライセンスなどの情報を発信されるようです。定期的に私もチェックしようと思います。
日本のゲーム・アニメの世界シェアが頭打ちの現実。コンテンツ産業の復権に向けた3つのポイント
アクセンチュアの鋭いレポートです。提言は以下3点です。
①360度データを活用し、経営とクリエイターの意思決定を高度化する
②オウンドコミュニティを通じて質の高いユーザー接点を構築する
③組織デザインをモダナイズし、専門性と業務効率を両輪で強化する
どれも説得力あり、納得です。
「劇場版モノノ怪」公開延期&キャスト変更「作品性の観点からの決断」
「『劇場版モノノ怪』は舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております」とのことなので、キャストが変更するのは仕方のないことかもしれません。ところで、このコストはどこが被るのでしょうか……?
『ワンピース』『ブルーロック』TOP2続く、『スラムダンク』急上昇TOP10入り~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(2月第4週)
『ワンピース』は『ワンピース フィルムレッド』が、3/8からアマプラで配信されますし、しばらくは上位で安定するのではないでしょうか。春アニメの新作にも期待したいところですが。
日本の「食×アニメコンテンツ」の可能性について海外で調査を実施 ―アニメコンテンツとのシナジーを食のグローバル化に活用する取り組みに着手―
「食」もクールジャパン戦略の一つでしたから、この取組は意義がありそうですね。韓国もコンテンツ+αで、文化のみならず産業も輸出して成功しています。日本も同様のことができるはずです。
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