しじまの向こうへ思いを馳せて
こんにちは!みき亭です。
今日は、私が最近リリースした篠笛とギターによるデュオ曲「しじまの向こうへ」について書きます!よろしくお願いします。
静けさに吸い込まれるような感覚を
この曲は、港区の国立科学博物館附属自然教育園のひょうたん池を訪ねた時に体験した静けさに吸い込まれるような感覚を音楽にしました。時が止まっているかのような"はざま"感は、まるで静寂のスポットに入ったような空間感覚がありました。この感覚を篠笛の音色で表現したい!と直感し、穏やかで温もりある雰囲気は、ギターの音色がピッタリだと思い、DUO編成にしました。
さらに詳しいライナーノートは、HP内ブログに書きました。是非!
音を介した「はざま」感で
制作するにあたって重視した点が3つあります。まずは、ゆった〜〜りとしたテンポ感。次に、ギターと篠笛のリズムと音色が織りなすゆらぎ感。3つ目は、音を介した「はざま」感です。この曲を聞いてくださる方に、現実世界から離れて、しじまの世界(想像の世界)へ飛んでいっていただくために必要な要素だと思っています。っというか、私自身が、忙しなく過ごしている現実から離れて、非日常のゆったりとした世界へ旅をするのに欲しい3大要素と言えます🤣。3つ目の音を介した「はざま」感とは、ひとつの音が鳴っている間、無音ではないけれども、その音に意識を集中すると他の音や頭のざわざわが薄れていく感覚です。そしてそれを「しじま」と言いたい!ある意味「無」になる時の向こう側に浮かぶ想像の世界を見てみたい!という願望もあります。ただ、瞑想音楽ではないので、構成やメロディーにストーリー性のある楽曲にしています。トータル6分ほどの曲ですが、非日常の世界へ6分間トリップできたら、深呼吸3回分に匹敵するくらい、肩の力が抜けるんじゃないかな?っと思ったりしています。
インストロメンタルを作る理由
私はインストロメンタルを作曲することが多いのですが、ノンバーバルな音楽は、言葉がもたらす想像性と違ったイマジネーションの世界へいざなわれるところが、醍醐味であると思っています。ですから、私が「しじまの向こうへ」を想像して描いた音楽を「賑やかな森の中へ」とイメージしていただいても、ある意味、本望なのです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?