個展をすることにした〜準備と予算と心意気〜
「風の時代」に入った、というキーワードを最近良く聞きます。私自身は「そうかぁ…」という程度の感触でしかないんだけれども、変化は合ったんだと思う。
個展は自己肯定感爆上げするためにやる
乗鞍すもも荘の味噌開きで、ブログ:エフデノカタリを経由して出会った絵描きの美智子さんに私の中の46年間のトラウマを吐きまくり、彼女の体調をぐったりさせてしまったにもかかわらず
「甲田さん、個展しましょう。自己肯定感高めてあとは自分が幸せに生きるって決めるだけですよ」って、アドバイスのメールを丁寧にもらって即行動。だって「推し」のひと言って私には絶対的な価値しかないから。
場所探し
2015年くらいからずっと「個展できる場所」を探して何度か何箇所かアプローチはしたんだけれどうまくいかないまま、グループ展止まりでした。
ウートゥルメールのポップアップで知ってから「いい場所だ」と思っていたけれど、私が個展をするなんて考えてもいなかったので場所的にもスペース的にも不利かもしれない。第一候補。
元実家、今シェアハウス。すもも荘でやるのが簡単そうに見える。けどお客さんが呼びにくくて自分の交通費も滞在費も結構馬鹿にならない。第二候補。
フォトカノンさんにフィルム現像を出しに行くたびに気になっていたギャラリースペース。ここが一番いいよなあ。在廊はしにくいけれど、写真が好きな人しか来ないし、何より戸越銀座にある。お客さんを呼びやすい。
展示する内容を決める
さて。個展をするったって、最近は撮りっぱなしだし、デジタルもフィルムもごちゃまぜ。被写体もバラバラ。作品展としてどう構成していったものか。新しく撮るのが一番、だとしても何を展示したいのか?何を伝えたいのか?何をお客さんに持って帰ってもらいたいのか?
自分の写真の価値:見た人を癒やしちゃお(らしい)
自分の写真の意義:フィルムもデジタルもスマホも楽しいよ!
自分の写真の目的:写真て楽しいよ、世界って美しいよ。
なんか箇条書きにすると恥ずかしいけれど、CVを書くワークショップに出た時にそういうのを書いては添削し、書いては添削しを繰り返して出来上がったんだけれど、それももう2015年バージョンとかで10年も経ったら全然違ってきちゃうんだろう。それも書き直しが必要になる。
自分の写真歴
1998年に工芸大(写大)に入って卒業制作に今井さんの舞台裏を撮影させてもらったのが一つの節目。
2011年の震災以降、フィルム撮影を再開して2種類ワークショプに通ってグループ展の経験を積みました。
2019年以降、主に沖縄で「ポートレート撮影」「フード撮影」を請負いキャリアを積みました。
同時に「撮影」のワークショップをオンラインと対面とで、年齢問わず(小学生〜シニアまで)行っています。
動画撮影と編集、ドローン撮影は学びながら準備段階です。
ウェディングとか写真館とかイベント撮影の経験しつつなので、カメラマン兼写真家兼講師といったところです。
これからしたいこと
写真撮影が身軽に身近になってきて、誰でも四角くて薄い板状の高性能デバイスで動画も写真も撮れる世の中で、「わざわざ」フィルムカメラを浸かって尖ったレンズを付けて写真を撮る意味と意義は、コミュニケーションツールとしてカメラと写真を使って人と関わりたい混じり合いたいんだと思う。
私は写真に救われているし、私を表現する方法の一つが写真だと思っていて、天職を得られたことに本当に感謝しています。
自分はこれからも何かって言うと、ちびまる子ちゃんに出てくる「たまちゃんのお父さん」状態で、「いいぞ〜、たまえ〜」とファインダーを覗き続けるはず。それは私が生きている証で、生きた証になるから。
自撮りを続けます。撮られることも続けます。自分が映り込んだ世界って本当楽しい。
会期と概要(仮)はこちら
日時:2025年1月18日(土)・19日(日)11:00~19:00
概要:Focus Finder 2024
2022年のFocus Finderをブラッシュアップして、より見る方に寄り添ったメッセージを添えた作品を展示します。ポストカードサイズの作品も展示販売しますのでお気に入りを見つけていただけたらうれしいです。
費用:コーヒーショップでの開催のため、ワンオーダー(450円〜)をお願いしています。(コーヒーが飲めない方にはリンゴジュースをご用意)
ちょこっとワークショップ:スマホやお手持ちのデジカメでの撮影で困っていたり撮影のtipsなどを知りたい方はお気軽にお声がけください。お悩みに合わせてレクチャーします(15分/1,500円)!
宣材撮影はじめました:店内またはお店の壁面を使ったポートレート撮影を承ります。(イベント価格:3,000円/1カット※要事前予約)
個展のゴール・目標
新しい仕事、出会い、ご縁へつながること。
人に見てもらうこと
人と会うこと
人と話すこと
写真を撮ること
衒いなく自分を丸出しにすること
自分の作品と丁寧に向き合うこと
自分自身を大切にすること
自分の作品を大切に扱うこと
自己肯定感を上げること
次の展示のアイデアが湧いて撮影が楽しみになること