一年がマジ若い

「一年マジ若いわ〜」

とか言っちゃう大学4年生のあの気持ちについて考えてみる。暇だから。

まず男女で違いがあるのだろうか。
こんな駄文を綴る自分は男性なので女性側の考えはあくまで推察でしかないが、基本的には同じであると思う。

男女共通してマジ若発言に込める思いとしては、
「自分はもう大人だ」ということ。
自分がいかに成熟した人間であり落ち着いた人間であるかを、なんの罪もない一年生を引き合いに出してアピールしているのだ。卑劣ねまったく。

そして、自分はもう一つ上のステージに上がったこと、もはやもう社会人くらいのメンタルになっていますよと伝えたいのが男性。

一方で女性は「もううちらおばさんだから〜」からの「そんなことないですよ」を座して待つ。
後輩イケメンの「自分はタメより大人の女性の方が魅力的に見えます」を誘発するためのトラップカードなのだ。

そう、男性は魔法カード、女性はトラップカードなのである。

使う人によって変わるなんて城之内もびっくり。
碇ゲンドウは動じない。

しかしここでカウンター魔法
「いや2、3年しか変わらないだろ。変に大人ぶんな」を繰り出す同級生がいることにも注意してほしい。

僕の経験上そのカウンター魔法は、思っていても、手札にあっても発動させない方が吉であることが多い。


結論としては結局全員モテたいということ。

学生はマジ若発言で後輩にモテたいし、
分析してるふりして僕もモテたい。
好きな人には愛されたいし、
友人にも好かれたい。

誰かに愛されるために、必死に自分なりに考えて発したマジ若発言ならば、それほど嫌なもんではないような気がしてきました。

【今日のBGM】
羊文学/恋なんて

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