月曜の雨に思いが巡る
手に入らないから欲しいのであって、
手に入れてしまうとそのものに価値を見出せなくなる。
服だってお店で眺めてる時が一番着たいし、
本もツタヤで選んでる時が1番読みたい。
でもいざ買ってしまうと、意外と着ないししばらく読まないで積んである。
結局、欲しいのはその物体ではなくて、そのものをいつでも自由にできる権利であり環境なんだろう。
その権利や環境が当たり前になってしまうと、
欲しかったときの憧れの気持ちや、手に入れたときの感動と喜びはなくなってしまう。
これはおっぱいも同じ、という話。
おっぱいなんかいつでも触りたいし、触りながら人生を過ごしていけるのならそんなに幸せなことはない。
世の男性はそう思ってこの時代を生きている。
しかし、いざ触れる場面になると意外と触らない。
大好きなあの子を必死で口説いて、
やっとの思いでベッドに入ったその純な夜も。
その日会ったばかりの女の子を、
酔いに任せてホテルに連れ込んだその乱の夜も。
意外と触らない。
つまりそういうこと、
触れないおっぱいが1番おっぱいなんだと気付く。
そこに気付けるかどうかで世界は変わる。
世の中には触れないおっぱいの方が明らかに多いのだから。
世界は素晴らしい。
明日も頑張ろう。
《今日のBGM》
星野源/くだらないの中に