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PL型キャリア思考の脱却からファイナンス型キャリア思考への転換②

前回に引き続いてPL型、ファイナンス型のキャリア思考について。本日はファイナンス型の思考を考えていきます。

ファイナンス型思考の場合、眼の前のキャッシュだけでなく今ある技術やリソースが将来どれぐらいの価値を生むのか、あるいは個人価値を高めるために自己投資をする必要があるのか、などを考えます。

つまり、現時点では形もなく、収入が増えるかわからないものに対して仮設を立てて実証するという特徴があります。その点でPL型のような直感的ではなく戦略的・論理的であるといえます。

ある種のステレオタイプ的な発想もなくなります。そのため、一つの「職種」にこだわることがなく、自己投資という観点から「業種」「業界」問わずに総体的・客観的に物事を判断することを厭わないイメージもあります。

図に示したモデルでは、「MBA(経営学修士)」を学び、結果として理学療法士という職種を超えて、「管理本部」の位置づけでの仕事を行っています。医療関係という業種は変わらないまでも、こうした職種に対しての固執はなくなる印象を持ちます。

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