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リハコンあとがきVol.5

こんにちは!リハコン事務局です.

先日 リハコン×松山セミナー 第6弾が行われました.

今回のテーマは

【評価されない部下と,理解されない上司】

多くの皆さんが誰かの部下であり,誰かの上司であると思います.
そのためこのテーマでは参加者の方も多く、事前にいただいた質問も非常に具体的で,リアルな課題,悩みがこれまで以上に多かったように思います.

具体的には・・・

・仕事に熱心に取り組んでいるのが,人事考課で反映されない
・上司に評価されるためにはどうしたらよいのか
・部下をどのように評価したらよいのかわからない(システム,コミュニケーション)
・ワークライフバランスを重視する部下に対しどのように対応したらよいのか…

などなど,部下の立場からも,上司の立場からも多くの質問をいただきました.

皆さんの課題を解決できるよう,質問をピックアップして松山先生,木村先生の経験,知識から議論いただきました.

その内容の一部を記事として公開させていただきます.

ではまず直球の質問

●人事考課に納得できない,なぜ上司に評価されないのか?? 

これはあるあるなのでしょうかね.
・俺は,私はこんなにやっているのに・・・
・他の人よりも頑張っているのに・・・
・なんで自分ばかり・・・

これに関しては,前回のリハコン×松山セミナーでも登場した
ISSUEが重要ポイントでした.前回の記事はこちらです.
 
結論として,部下上司の考えているISSUEが一致していない
ということでした.
つまり自分が必要として,目標を立ててやっていること=上司の目標かどうかはわからないということです.

皆さんの臨床でも同様だと思います.患者さん,対象者さんが課題としていることを解決すること,によって評価されます.こちらが課題,問題と思っていることを一方的に提供することは違いますよね.

そのため上司のISSUEを分析して,それに対して貢献可能で,かつ自分もやりたいと思う目標を設定し,それを上司に確認するまで行うことが重要なポイントとのことでした.

なぜ上司に評価されないのか・・・

まずは上司のISSUEを把握することから始めましょう.

その後はボスマネジメントとして効果的なこととして
・確実にやり遂げる
・ディスカッションパートナーとなる
・信頼できる情報源となる
・上司の味方・支援者になる
・判断を代行し自律的に動く

これらのトピックを紹介いただきました.ボスマネジメントとという聞きなれないワードでしたが,上記のようなことを考えて働ける部下が,上司にとっては可愛いようです.
セミナー内では解説をしていただきましたが,直接聞きたい,もっと深く聞きたいという方はぜひ,来月も開催予定ですで,参加いただけたらと思います.


一方,上司の立場からの質問で

●もっと評価してほしいという部下への対応はどのようにしたらよいのか?

この質問に対しては,面談などで聴取するとのことでした.

具体的には,現在取り組んでいること,あるいはその結果が

・目標を立てたプロセスを順調に進んだのか、偶然うまくいったのか
・現在はどの段階なのか,次の段階としてはどのステップなのか
・どの程度の期間で達成できるのか
・組織にどのように貢献できるのか

このような内容を明確に説明できるように準備をしていなければ,評価はできないとのことでした.部下の立場からしても,プロジェクトを進めて報告するポイントが凝縮されており,逆に言えばこのポイントを押さえてプレゼンをすることで評価をしてもらえるかもしれませんね!

一方,上司の立場としては自身のISSUEや,求めるポイント開示し、目標を調整することが必要であると感じました.


今回も非常に学びが多かったですが、部下,上司それぞれの立場からの質問からも、気づきやお互いが学ぶことがあったのではないでしょうか.

次回も,今回のテーマを踏襲した内容で構想されています.実際セミナー後に打ち合わせをしているのですが,皆さんの課題解決に重要なテーマやスタイル案がいくつも挙がっており,ワクワクする内容が組まれそうです!!

ぜひ,次回もご参加ください.
また,毎日発行しているリハコンマガジン購入者の方は,セミナー後に2次会のような形で直接,リハコンメンバー,先生方とお話しする時間も持てるようですから,貴重なお話を伺えると思います.

ではまた、お会いしましょう!!

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