キャリアにおけるコミュニケーションの重要性 -マネジメントとコミュニケーションに関連する3つの問い-
細川です。
本日は、キャリア×コミュニケーションという観点で書きます。
特に、「マネジャーが大事にしてほしいコミュニケーション」に絞って書きます。
それではいきます。
◆コミュニケーションの定義
広辞苑には、「社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達」と記されています。
そのコミュニケーションは、
① 送り手が受け手に対して何らかのメッセージを伝達
② 受け手がそれを理解することで成立。
③ もし、受け手が理解できない場合は、理解できないことを送り手に伝達(立場)
④ 場合によってはこれらが連続する形で最終的に受け手が理解することになる。
という要素に分解することができます。
◆リハ部門のマネジメントにおける「コミュニケーション」の位置づけ
リハ部門内外問わずコミュニケーションについてはよくこんな風に言われます。
「マネジメントでコミュニケーションは一番大事だ」
「コミュニケーションは一番大事だが一番大変でもある」
「だからコミュニケーションは一筋縄にはいかず難しい」
これら、まったくその通りだと思います。もちろん、リハ部門のマネジメントにおいてもこの要素を欠かすことができません。
もしあなた自身が「コミュニケーション能力が低い」と自覚しているなら、リハ部門内で管理職を獲得していくためにそれを身に付け、磨かなければなりません。
反対にコミュニケーション能力が高いと自覚している人はどうか。リハ部門だけでなく組織で活躍していくには優位だと言えます。
ただし、マネジメントという仕事は個人間だけでなく、部門間、他部門間といった集団同士のつながりをも調整していかなくてはなりません。
だから、リハ部門内の個人レベルのコミュニケーション能力が高いというだけでは、マネジメントは通用しないということになります。
では、どのように通用する術を身に付けていくのか。筆者は以下に述べるような「理論」を身に付け、それを前提に思考していくことが重要になると考えます。
◆マネジメントとコミュニケーションに関連する3つの問い
問1:マネジメントにおけるコミュニケーションの役割とは何か?
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