自費リハビリをやる理由
みなさんこんにちは。リハコン北垣(@kitchy007)です。
最近、様々なクリニックさんから、「クリニックで自費のリハビリ事業をしたい」という声を聞くことがかなり増えました。
(※保険外でリハ職が行うことを”リハビリ”と読んで良いかは微妙なところですが、今回は、”保険外リハ”、”自費リハ”と表記します。)
院長がいうというより、リハ科のスタッフか「やりたい」と院長に提案することが多いようです。
最近、外来の疾患別リハビリに対する制限が増えてきているようです。
実際に、私の知っている範囲でも
「1回当たり2単位の以上算定が認められない」
「週108単位の制限に対して週100単位以内にするように指導された」
というようなことが現場で起きているようで、保険診療の縛りつけを脱するために”自費リハ”という選択肢を考えるセラピストが増えてきているのだと思います。
しかし、院長からしたら
「やる必要がある?」
「初期投資必要だけど回収できるの?」
「なんかよくわからない」
という感じです。
しかし、自費リハには、クリニック側のメリット・リハ職側のメリットそれぞれあるとおうので、適切に提案できれば、良い事業かと思います。
今回は、クリニックが行う自費リハについて、クリニックで始める際に、どのように院長に提案すべきか、そのメリット・デメリットを整理していきたいと思います。
自費リハのメリット
実際に、自費リハを行いたいのは良いですが、単にセラピストがやりたいだけ、で関係者のメリットを考えきれていないことことも多く見受けられます。
自費リハを行うことによる、メリット・デメリットを整理したうえで、関係者にメリットがある、という判断ができた上で、事業を行うべきでしょう。
そこで考えるべきは、
・患者のメリット
・所属組織(クリニック)のメリット
・セラピストのメリット
それぞれ整理してみましょう。
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