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リハ科の給与テーブルを作ってみよう!

前回、医療機関の給与日について考えてみましたが、
今回は実際に職場のスタッフ向けに賃金テーブルを作成してみようと思います。


給与については、様々な形があり
定期昇級がある、成果に連動して昇級する、決まりがない
など医療機関によって様々です。

賃金に関する考え方には正解はなく、医療機関ごとに自身の経営方針に合わせた仕組みにする必要がありますが、

今回は、労働分配率の考え方から考えていきましょう。

今回の記事を読んでいただくと、

・賃金テーブルの作成の概要がわかる
・ご自身の組織の給与が適正なのか?を考えられる
・経営者の人件費に対する相談に乗ることができるようになる

といったメリットがあるかと思います。


労働分配率とは

まず労働分配率について知りましょう。

労働分配率(ろうどうぶんぱいりつ)とは、経済学用語の一つで、企業において生産された付加価値全体のうちの、どれだけが労働者に還元されているかを示す割合。これは「人件費÷付加価値」で算出された百分率で表す。

参考:wikipedia

計算式で表すと、

労働分配率=人件費÷付加価値×100

となります。

ちなみに、付加価値とは、

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