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あなたがいつもしている行動のタイプは?

皆さんこんにちは、

リハコン 廣瀬です。

本日からは、前回の記事にある

自分の状況を正しく把握する

点について、いろいろな方向性から毎週記載していきたいと思います。

第一弾として、

リーダーとしてのあなたの行動の傾向を把握

していきたいと思います。リーダーシップの歴史を簡単に振り返ってから整理します。

【リーダーシップの歴史】

リーダーシップの研究の歴史をすごく簡単に説明をすると、

①リーダーシップは生まれつきか? (個人の特性のみでは有能なリーダーになれるかどうか判断が難しいと判明...)

②リーダーシップは開発可能か? (優秀なリーダーがとっている行動を定義しても、どのような状況においても有効とは言えないことが判明...)

③リーダーシップの有効性は状況に依存する(集団の特性や置かれている状況によって求められる行動が変わる)

上記①〜③を経て、現在のリーダーシップの理論が語られていることが多いです。(かなりざっくり記載しています、、)

つまり、②.③についてはどのような人でも向き合っていくことが可能ですが、優秀なリーダーがとっている行動・手法などをただ真似したとしても、【その使い分けがうまくできないと有効な手段とはならない】ということです。

面白いことに、その後の研究では、

最善のリーダーシップスタイルなど存在しないという主張をはっきり指示している。成功し、効果的であるリーダーは、自分のスタイルを必要な状況に適応させている。(『行動科学の展開』(P・ハシィ K・H・ブランチャードほか 生産性出版)p115 より一部改変)

とされていることからも、自分が置かれている状況や選択できる行動パーターンをより多くもっておき、偏らない事が大事と言えると思います(^^)

では次に③状況によって仕分けするリーダーの行動スタイルを記載します。

プレゼンテーション4

上記4つの型ですが、いかがでしょう?(いわゆるパスゴール理論の行動のパターンです)

どこかの型に偏っていたり、苦手な型はあるでしょうか?

「そんなの使い分けてるわww今更かよ」という言葉も聞こえてきそうですが、うまくいかないときは、いろいろな理論や考え方に今の状況を当てはめて解決策をいくつか整理する癖をつけて置けると良いと思います。

あえて言うならどのような対応を普段とっているか、自身の傾向を整理して見ることで、新しい解決策が得られることもあると思います。

誤った対応を続け、部下のモチベーションが下がる対応をとってしまうのが最も残念かなーと思います。

例えば、指示型のような対応を能力の高い・経験豊富な部下に行った場合はモチベーションが下がる可能性があるでしょう。

ここに記載した行動パターンや対応についてぜひ批判的な目で、例外はないのかなど考えることもとても大切かなと思います。

引き続きいろいろなことを書いていきますので、ぜひモヤモヤしてみてください!

それでは!

執筆:廣瀬哲司@tetsuji_hirose


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