"自治"のまち「飯田市」への魅力発見TRIP(人編)
「飯田市、面白い人が毎週のように集まっているらしいよ!」
ある日こんなうわさが耳に入ってきたのがきっかけで、
11月末頃、こくりなメンバーと一緒に飯田市に訪れてきました^^
そんな飯田市での体験を、2回に分けておすそ分けします^^
1回目はこちら↓
2回目は、飯田市の「人」
自分の「好き」や「面白い」という感性を存分に表現している生き方が個人的にはとっても印象的でした☺
あいまいさをそのままにできる魅力
まずは、「裏山しいちゃん」
ここは、飯田市のDEEPな部分を楽しめる人かどうかが分かる「踏み絵」的な場所(笑)案内してくださった飯田市役場のミラクル公務員湯澤さんも、飯田市の玄関口としてよく案内されているそうです。
確かにこれは、、、1人では入れないかも笑
そもそもお店なのかもわからないし笑
中に入っても、ますます分からないカオスな場所(笑)
駄菓子があったり、本があったり、Tシャツなどが売っていたり。2階にはロデオやマッサージチェアなどが置かれていたり、、、不思議!笑
でも、そんなカオスさ・不思議さがなんだかハマってしまうし、居心地も不思議と悪くない。
結局何の場所なの?と一言でラベルを貼るのは難しい場所。
それにここで出会った方も一言で言えないほど多岐にわたる活動をされていて、分かりやすい肩書きに収めるのがもったいない面白い方。
この場所にいると、「あいまいさ」をそのままにしてOKで、楽しめる感覚になりました。
私は昔から友人にキャリア相談を受けることが多いのですが、よく「自分はこれっていうものが言えない」という悩みを聞いていました。私もそうで、「いろいろやっていてすごいねー」と言ってくれる時に、むしろ一言で分かってもらえない感じがもどかしかった時がありました。
でも、裏山しいちゃんに触れると、一言で語れないから通ってしまう。はまってしまう。めっちゃ面白い場所だなーと思いました。
ゲストハウスを作りたい。夢を形にしていくエネルギー
飯田市は、江戸時代、明治時代、などさまざまな時代の建物が残っているところ。そういう古い建物の良さをそのまま生かして改築した、ユニークで魅力的なカフェやゲストハウスが沢山あります。
このyamairoさんもその一つ。
ゲストハウスを作りたい!という夢を持った方が、
地元銀行さん、街の方、など沢山の人の応援を受けて作ったゲストハウスです。
「この土地に遊びにいきたい」そんなときの玄関口になるのがここ。
とりあえずyamairoに行けば、誰か面白い人がいるし、繋がるはず。
そこで一緒に飲んで一晩泊まれば、もう仲間みたいな関係が築けるはず。
そんな飯田をdeepに楽しむ入口として、yamairoさんや他にも沢山のカフェ・ゲストハウスが点在していました。
こちらは、DIY真っ最中だったおうち。
ご夫婦でゲストハウスをやりたいと思い立ち、床の張替えやペンキ塗りなど、ほとんどのことをyoutubeで見たり大工さんから教えてもらいながら自分たちで改築していっています。
こんな「夢をかたちにしよう」とできることから挑戦されている方が
飯田市には溢れていました。
想いを巻き込む、あたたかいうねり
朝から電車に乗って行ったCOCORO FARM VILEDGEでは、思いっきり笑顔にさせてくれる人たちとの出会いがありました。
そんな、南信州の美味しいものが生産者さんの顔が見れる形で楽しめる場所で、日曜朝にCOCORO MARCHE(朝市)がやっていたので参加してきました!早速、パートナーと描く生き方ダイアログにもゲスト出演してくださった杉山夫婦の元へ!
更に、このマルシェを始めた発起人の、株式会社松澤取締役で、テンリュウ堂も経営しているビッグマムにも会ってきました!なんと無料でふるまいスープを出してくださっていて、めちゃくちゃ美味しかった・・・!普段は捨てられてしまう野菜を使って作っていらっしゃるそう。野菜の甘さや栄養が染みわたります・・・
このビッグマムとの出会いが本当に衝撃・・・
気づいたら巻き込まれ、気づいたら笑顔にされ、気づいたらハッピーになっている。こんなにすごい人間力(?!)に全員が圧倒されました。
この方は「空き家人情プロジェクト」を立ち上げられていて、家主さんの想いを実現するために「空き家人情プロジェクト」が所有者から空き家を借り上げ、改修し、安心できる利用者に貸し出すということをされています。その第1弾がテンリュウ堂さん。ここは複数の事業者さんが「シェア」して運営しているカフェで、私たちが訪問したときは革製品を扱う事業者さんが入っていました。
このプロジェクトもそうですが、ビッグマムはそう呼ばれる通り、沢山の方の想いを繋ぎ、巻き込み、沢山の空き家を人が集まる素敵な場所に変身させていらっしゃいました。
想いがこもった食べ物から、笑顔が生まれる
次に伺ったのは、杉山夫婦の農家民泊、waratte house!
冬に向けた薪の準備を手伝わせてもらった後、窯焼きピザをいただきました^^
なんとこのピザ、生地から手作り!
愛さんはお子さんが生まれてから原材料がとっても気になるようになったそうで、買い物する時ラベルを見ると、カタカナの化学品みたいな表記だらけでびっくり。自分の口に入れるものが何なのか分かっていないことが怖いと感じ食べるものを選んだり、作ってみたりするようになったそうです。
おふたりは「笑顔はぐくむプラットフォーム」としてwaratteを運営されていますが、本当におふたり自身が満点の笑顔で、こうやって食べ物にこだわることや、手作りすることで、食べさせてもらった私たちも、作ってくれたおふたりも笑顔になっていく様子が、まさに笑顔はぐくむプラットフォームだなあと感じました☺
「ある」から始まり、「いいね」で繋がる
ここに載せられていない方との出会いも沢山ありました。
お一人お一人、初めましての私たちの想いを聴いてくれ、私たちも聴かせていただいて、とっても豊かに過ごせたことに感謝です☺
そんな出会いを、一緒に旅したメンバーと振り返ってみました。
振返りをそのままライリーさんがグラレコに表現してくれたので紹介します
ここで出た話が、
飯田市で出会った方々は「ない」ではなく、「ある」から始まっているね。
という話。
加えて、私たちの話を聴いてもらっているときに
まず「いいねいいね!」「素敵だね!」「おもしろいね!」という言葉で受けて下さるという話。
目の前のリソースも、人の話も、
足りない部分を探すのではなく、あるものや可能性に目を当てていくそのマインドは、生産者といいますか、まさにクリエイティブだなあ、、と感じました。
そんなみなさんと関わるうちに、私たちもなんだか挑戦できそうな気がしてきます・・・!
またぜひ訪れたいです!
みなさんありがとうございました!