【日記】2021/9/8 (Just Like) Starting Over

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バンドの終わりは、ひとつの時代の終わり。メンバーにとっても、メンバーまわりのスタッフにとっても、ファンにとっても。
数ヵ月前までは、漠然とそう思っていたことが、今私のなかでは確信に近いものになっている。
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時々「光村」とYahoo!のリアルタイム検索にかけるんだけど、最近新しくバンドを組んだようで。しかも遥々北海道にまで飛んでライブをやっているらしい。
野外で自主的に行ったようなライブの映像をちょこっとだけ観たら(今はもう削除されてる)、たまたま私が聴いたそのバンドの曲はなんかサイケでファンキーな一曲。まあ前のバンドとは雰囲気が違った。しかし、いくら髪を金髪にしたって声を聴けば、あぁ光村だってファンならわかる。
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みっちゃんは新しいスタートを切ったんだと思う。
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今都内がゲリラライブなんて出来る状況ではないのはもちろんだけど、ブッキングしてライブハウスのステージに立つことは可能です。でもそれを選択しなかった。なぜか？
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なんとなくだけど…自分のことをNICOの光村であることを知らない人、もしくはたまたま観たライブで光村が歌ってた…くらいのスタンスで自分のライブを観てもらいたいから、わざわざ北海道に行ったんじゃないかな。
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冷たいことを書くようだけど、NICOではない光村龍哉として今は観てもらいたいんだと思う。都内でやったらそうはいかない。そしてそれは、彼のなかでひとつの時代が終わったことを証明している。
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そもそも私はNICOを終わらせた理由を知らない。光村をかばうわけではないけど、彼にはNICO終了に対して自分のなかにだけ留めておきたい想いだってあるのだろう。生きていたら、誰だってそんな想いを抱えてしまう時はあるでしょう？
だからもう静観するしかないんじゃないか？なんでもやってみたらいいんじゃないか？って私は感じている。正直、呆れと期待の半々、ガッツリ彼を追いかけようとは思わないけど、それでも応援はしている。
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だって彼は日本武道館の舞台に3回も立って会場を唸らす歌声を放った人物ですから。
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前置き、長くなっちゃったけど、今日お誕生日だね。おめでとう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2021年9月8日　Instagramより）