the HIATUS @12/29COUNT DOWN JAPAN1819
COUNT DOWN JAPAN1819、参戦2日目。到着したのが17時過ぎという遅いスタート。今日の目当てはthe HIATUS。肝心のライヴは、今まで観てきたどのフェスのライヴよりも良かった…どころではなかった!です。
見終えた後に、直近のツアー「Monochrome Film Tour」の縮小版のようなステージだったんじゃないかなと思った。でも、行ってないからわからなかったけど、フォロワーさん情報によると、そうらしい。
リハ)西門の昧爽 / Let Me Fall
本編)Roller Coaster Ride Memoris / Shimmer / Snowflashs / Clone / Twisted Maple Trees / Sunset Off The Coastline / Tree Rings / Walking Like A Man / Catch You Later / Burn To Shine
私は、リハの"西門の昧爽"の時点ですでに泣きそうでした。本編が始まっても、ステージに登場した細美さんは挨拶もせず、メンバーは黙々と演奏をし続けます。舞台の背後にあるスクリーンには曲に合わせた映像を流していて、いつものフェスとはバンドの様子が違うなと思っていたら、2曲目に"Shimmer"が。それが、あまりに強く胸に響いてしまって、思わず涙。結局、そこから最後までずっと泣いてしまったのは、"Snowflakes"や"Twisted Maple Trees"で思い出したんです、2012年に開催されたThe Aftergrow Tourを。
あのライヴはDVDでしか観ていないし、買った頃の私は、theHIATUSのことを良く知らなかった。でも、観たらめちゃくちゃ感動したことや、当時の私自身のことなどが、一気にフラッシュバックしてきて。
その後は、"Sunset Off The Coastline "→ "Tree Rings" → "Walking Like A Man"という緻密なアンサンブル&ヴォーカル熱唱系連打。彼らの鳴らすべき音楽、目指す方向性はこれだという提示。フェス映えするような盛り上る曲だってあるにも関わらず、それらを一曲もやらない姿勢からは、とてつもないオルタナティブ精神を感じました。
細美さん。最後の"Burn To Shine"では、全てを出しきったんじゃないかってくらい、歌い終わりに力尽きてて「ありがとう!」も言えないくらい。そんな絶唱を聴いたらもう、完全に感情が迷子。
確かThe Aftergrow Tourを観た時にも、こんな感じだった。
あの時も、重たい巨大な石が乗っていた感情の蓋が開いてしまって。でも、見終わった後には、確かに自分の中にある何かが大きく変わったことを感じた。あのライヴ(DVD)を観なければ、私は今文章を書いていないし、出会えなかった人も大勢いる。
自分が今いる居場所を確かめるためにも、私には彼らの音楽がやっぱり必要なんだなぁ。まだ今もちょっと泣きそうなんだけど、それくらい、こんなthe HIATUSのライヴをずっとずっと観たかったんだ。
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