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9月卒業式 大学の学びとは

先日、9月卒業式がありました。
3月の卒業式は講堂で行われますが、9月の卒業式はチャペルです。
チャペルが、玉里先生の素晴らしいパイプオルガンの音色に包まれます。

卒業生は5名でした。
一人ずつ、学長先生から直々に卒業証書を受け取ります。
黒いガウンを着た卒業生たち。
そうです。女学院大学の卒業式では、卒業生はガウン着用です。
皆よく似合って美しくて、毎回、感動いたします。
チャペルでの卒業式は、厳かで、アットホームで、とてもよい卒業式でした。

私のゼミからは2名の卒業生がありました。
二人とも立派な卒業論文を書いての卒業です。
3月に卒業したゼミの仲間たちが、お休みをとって参加してくれました。

二人は早くから立派な就職先を決めていました。
自分の道を進み始める、りりしいガウンの後ろ姿は頼もしいばかり。
より良い就職先とか、社会で役立つスキルとか、
そんな社会の風潮が、遠い喧騒のように思えます。

大学での学びは、
これから自分が生きてゆく社会を、自分の目で見て自分で考えることの学びです。
学生によれば、女学院大学は「入るのは簡単で、卒業がちょっと大変」なのだそう。
それは素敵。
ゆっくりと、自分なりに納得できる学びの時間を過ごしてほしいと思っています。

ご卒業、おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。

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