プロのさといも栽培 part-2 「畑うない-1」
天地返しに引き続いての作業は、「畑うない-1」です。
聴き慣れないと思いますが、農家では、耕すことを「うなう」といいます。
天地返しをした畑は、赤土の塊が所々に見えて、凸凹です。引き続いて行う「堆肥を入れる」に先立って、トラクターで畑をうない(耕し)ます。
トラクターによる「畑うない」は、よく見かける作業だと思います。My Farmでは、トラクターのロータリー(回転する刃)の後方に「転圧ローラー」を取り付けています。「転圧ローラー」によって、畑が少しだけ引き締まり、「堆肥を入れる」作業に適した状態になります。
里芋栽培の面積は約3,000平方メートル(1,000坪)です。プロは、1,000へー方メートルの畑を「一反(いったん)」といいます。したがってMy Farmの里芋の栽培面積は「三反(さんたん)」です。
堆肥をはじめとする肥料などの使用量は、畑の面積に応じて決めますので、栽培面積は明確に把握しておく必要があります。
次回の「堆肥入れ」では、「マキタロウ」という、ちょっと世話のやける機械が登場します。