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毎日を過ごしているだけであらゆる刺激に晒されている中で、私たちは生きている。それってすごいことだよね。 そんなことを目の前で、はっきりと"見る"ことができるのが唄うことだと思っている。
東京という名の幻想。皆がこの街を作っていると、そう思う。汚い東京、綺麗な東京。憧れという名のエゴに覆われている。そう思っていると行き着く先はいつもこれ。
『〇〇すれば解放される。』
そういった類のものは大体幻想だと思っている。
『東京に呑まれるな。』
これってそういうことなのかなって。
皆が作り出した"東京"に呑まれるなってこと。
つまり自分に呑まれるなってことだと思うんだ。
本当の"東京"ってどこにあるんだろう。
本当はどこにもないのかもしれない。
自分も、本当はどこにもいないのかもしれない。
一度座ると立てなくなる。
踞って耳を塞いでるだけじゃだめだってこと。
なんとなくで、過ごせてしまうことを、毎日なんとなく、悔いている。
でもだからって何も諦めたわけじゃない。
何も見失っているわけじゃない。
輪郭が見えてきた、道を塞がないで。
愛して欲しい、
なんだかわがままのようで言えなかった。
幼い頃から、自分が自分で在ることができなかった。
その人が求めてる言葉が私の吐き出していい言葉だった。
悲しくて、悔しくてうまく言葉にできなかったのも本当だよ。そして私を守るように隠すように、何もかも、隠すようになった。
そんな中、いつも私を救い出してくれたのが"音楽"という存在だったんだ。
18歳。
ギターを持って一人。
とても、楽しくて、幸せで、
そして、苦しいことを覚えた。
それは、『唄う』ということ。
日々生きていれば、生きているだけで、すごいよね。
毎日を過ごしているだけであらゆる刺激に晒されている中で、私たちは生きている。それってすごいことだよね。
そんなことを目の前で、はっきりと"見る"ことができるのが唄うことだと思っている。
『死ぬ前にこれしなかったら後悔するってことある?』
この問いに『子供を産みたい』って答えた私はまだまだ唄っていけるなと思いました。
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