勝負が嫌いなんだと思った。
勝負が嫌いなんだと思った。
勝った負けたとどちらか一方で判断を強制されることにストレスを感じる。勝っても嬉しくなることがない。なのに負ければちゃんと悲しくなる。どちらにせよ嫌な思いをする。私のような人たちは早く"勝負"というものから立ち去らないと瞬く間に巻き込まれてしまうだろう。
勝ちも負けもないところ。それは中途半端では決してない。それもまた一つの場所であり、そこに在ると決めて動かず見届けることも、一つの強さであると学んだ。
か細い光を道標にここまで歩いてきたんだ。それを誇