脳波で自分のコンディションを可視化する?
こんにちは!COCOTORE心斎橋本店のカウンセラー神志那です。
私たちは脳波トレーニング×心理カウンセリングのオリジナルメソッドで、
お一人おひとりの「なりたい自分」へのメンタルサポートを行っています。
今日は私たちのトレーニングでは欠かせない、「脳波」についてお話したいと思います。と言いましても「脳波」はかなり奥が深く、現代の科学をもってもわかっていないこともたくさんあります。毎日「脳波」に触れる私たちカウンセラーも日々驚かされることばかり。
一度では書ききれないので、少しずつお話できたらと思います。
そもそも、なぜCOCOTOREが脳波測定・脳波トレーニング(ニューロフィードバックトレーニングといいます)を採用しているかといいますと……
目に見えない「こころ」を改善するにあたり、正確に「こころ」の状態を把握する必要性を感じたからです。
というのも、例えば「今、あなたのこころの調子は?どう?」と聞かれて、皆さんはなんと答えますか?
「いい感じ!」
「あんまり良くない」
といった答えになるでしょうか。
もちろん思った通りの答えなので、その言葉に嘘はありません。が、言葉のニュアンスはその人の感覚でしかないのです。
以前のプログで、思考の癖のお話をしましたが、この言葉も思考の癖というフィルターを通して発せられている言葉なので、客観的に見てどうか、というのは実はわかりません。
怪我や病気であれば表に見えているので状態が正確に把握できます。だからこそ効果的で適切なケアができるわけです。
そこで「脳波」に着目しました。
脳は周知のとおり、私たちの思考や感情、行動すべてを支配しています。脳の状態がわかれば、その人の調子(コンディション)が正確にわかるということです。
人の「脳波」は約80年ほど前、ドイツの精神科医ハンス・ベルガーにより発見されました。現在では脳の状態を知る重要な指数として、脳機能の研究分野で広く活用されています。周波数の高い順に、γ、β、α、Θ、δ波と5つに分類され、特にメンタルヘルスやメンタルトレーニングなどにおいて、健常者の心理・生理状況の指標として使われています。
私たちメンタルヘルス・メンタルトレーニングの現場では、このうち、β、α、Θの状態を観察していきます。細かくいうとα波はさらに周波数でα1、α2、α3に分類されます。それぞれが優勢時における心身の状態は研究でわかっており、ざっくりいうとβは緊張状態、αはリラックス状態、Θ波は眠気やまどろみ状態と言われています。
COCOTOREでは医療機器メーカーFUTEK社の測定器を使って、測定を行っていますが、これが実際に使ってみると、本当に本当におもしろい!!!
例えば、15分間リラックスした状態でこころを落ち着かせて測定したとします。しかし自分はリラックスしているつもりでも、その方に心配ごとや不安がある、という状態だと「考えているつもりはない」のに、緊張の脳波β波が強く出てしまうのです。
これは本人も気付いていない、まさに無意識。客観的に見て、その人のこころのコンディションとしてわかってしまいます。
COCOTOREでは測定結果をお客様と一緒に分析しますが、最初は「え?私の脳波、想像と違う!」と驚かれるお客様が多いです。ですが、それも回数を重ねてくると、「あ、今日はこんなことがあったからおそらくβよりにでますね」とか「この脳波で納得です、今日はこんな状態でした」とお客様ご自身も、自分のこころのコンディションを正確に把握・分析できるようになってきます。
メンタルトレーニングでとても大事なことは「自分の状態を把握する・理解する・受け入れる」だと思っています。ちなみに脳波はコントロールできます。脳波コントロールができるようになると、いつも頭が冴えわたり、発想力や思考力もアップ、ベストコンディションをキープできるようになります。詳しくはまた別の記事でアップしようと思います。
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ぜひ一度ご自身のこころのコンディションを見にきてくださいね!