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#どうせならみんながhappyをめざして
「パブリックマインド」って何だろう
日本語で言えば「公共心」
公民連携事業において「パブリックマインド」を持つ民間事業者の存在がなによりも重要であるといわれています。
公務員はすべて国民全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない(日本国憲法15条2項)
公務員は「国民全体の奉仕者」であると憲法に明記されており「みんなのために」を追求すべき立場にいます。
一方、民間事業者は、それぞれがターゲットとする顧客「ひとりのために」を追求することができます。
官の機関は機関全体が利益追求の動機のない体質のものです。費用が収益を上回っても倒産するということがありません。だから、機関全体が利益志向に主導されるという度合いはきわめて低いのです。
ところが民間の機関に移しますと、そういう動機でもって機関全体が動いてしまうということも起きるのです。だから、「官から民へ」という改革すればするほど、国民一般により強いパブリックマインドが必要になるのですね。
公民連携事業を推進するためには、民間事業者が、如何に「利益志向」をマネジメントしながら「利益追求」の動機がない公共側と適正な役割分担のもとに事業を推進する心が持てるのかどうかにかかっているといえます。
公共側も、民間事業者がより強い「パブリックマインド」を持てるように適切な支援をしなければ、生きるために「利益追求」が必要な民間事業者の「パブリックマインド」を搾取することにつながります。
清水 パブリックマインドとは、そのまちが好きという気持ちが根っこにあるかどうかだと思います。わかりやすく言えば、利己的な心ではなく「利他の心」を持つことです。
清水義次さんは、パブリックマインドとは、そのまちが好きという根っこがあるかどうか「利他の心」を持つことだと仰っています。
公務員も民間事業者も「利他の心」を持ち、大好きなまちのために共に取り組むことが、真の公民連携と言えるのではないでしょうか。
利益は追求するけれど「どうせならみんなのために」の心が「パブリックマインド」であると整理したらわかりやすい。
民間事業者も公務員もお互い「どうせならみんながhappy」を目指すぐらいがちょうどよいのかも。
追記 公務員はもっと「プライベートマインド」を持たないと。
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