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二月の勝者-絶対合格の教室-を読んでみた

最近、ふとしたきっかけで二月の勝者-絶対合格の教室-を読みました。

こちらは週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)より発行されている漫画であり、現在も連載中。2023年7月30日現在で、最新刊は18巻まで出ております。
また、2021年にはテレビドラマ化もされた作品です。
基本的に、少年誌ではないので、大人向けに作品が作られていると思ってください。

中学受験をテーマに塾を舞台にした漫画であり、「中学受験は課金ゲーム」などの過激なワードが登場します。

中学受験をした身としては興味深いテーマなので、手にとって読んでみましたが、かなり設定がリアルかつ中学受験をビジネスとして見る切り口は衝撃的でした。

中学受験経験者として大人になった今だからこそわかる

「このシチュエーションあるよな~」
「こういう生徒、先生、親いるよな~」


が多く登場し、自分の時を思い出して懐かしさを感じながら読み進められました。

また、塾講師、家庭教師を経験した身から見ても、指導方法や生徒のモチベーションアップ、受験校の選び方、成果(授業料、指導料など)について、極限までリアルさを追求して描かれていることが分かります。

あまりにもリアルすぎるので、これから受験を控えるご家庭は読むのを控えることをお勧めします(笑)


私のように中学受験をだいぶ昔に経験した人間は、今は楽しく読むことができますが、あくまでフィクションといいますか、酸いも甘いも漫画的要素がふんだんに散りばめられているので、「自分の子どもは・・・」と考えだすとしたらキリがありません。

一方で、中学受験をまだ先に控える小学4,5年くらいのお子さんを持つご家庭は対策本として読んでおくことはいいでしょう。


とにかく、中学受験で大切なことはメンタルを強く保ち続け、長丁場を闘い抜くことだと改めて実感させられる作品でした。

完結まで注目したいと思います。




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