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【2024年の振り返り】たくさんの応援ありがとうございました!

2024年も残りわずかとなりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?今年もCoCoTELIをさまざまな形で応援してくださり、心から感謝申し上げます。

せっかくの機会ですので代表の平井の視点から2024年について簡単に振り返らせていただきます。


【現場に関すること】

◯多くの子ども・若者と出会い、共に頭を悩ませました

今年も多くの子ども・若者と出会い、共に頭を悩ませた1年となりました。

zoom、チャット、イベント等、相談の形が多様であり、日々の相談などの数値等の整理まで手が回っておらず課題感が大きい部分ではありますが、多くのタイミングで相談の入り口となっている公式LINEは、2024年1月1日時点で135人(2022年4月からの合計)だった友達数が2024年12月26日時点では228と、今までの倍ペースで子ども・若者と繋がりました。ほとんどの友達追加が精神疾患の親をもつ子ども・若者の立場の方です。新規のつながりはもちろん、23年以前から繋がっている子ども・若者も含めた多くの子ども・若者と共に頭を悩ませました。

寄付型NPOで子ども・若者から利用料等をいただくモデルでないため、持続可能な組織運営のために組織状態と相談数のバランス調整が必要なため広報活動は消極的なものとなっている中でも多くの子ども・若者と出会ったことから、ニーズの大きさも改めて感じました。

また、相談者+ピアスタッフ+専門職の3人で行うことがメインの相談の中で生活課題が見えた際の、生活課題へのアプローチを強化するための他機関連携の動きも進め、行政機関・NPO・病院などとの連携事例が少しずつ増えてきています。

年明け以降も連携体制の強化に努めていきます。

年末年始で数値整理に関して向き合い、測定/整理体制を年度末を目安に整え、25年4月からの活動報告では日々の数値を赤裸々に伝えていけるようにできたらと思います。

◯Webメディアを開設しました!

「相談しなくても良い」を掲げWebメディアを開設しました!

子ども・若者にとっては「相談する」ハードルはとても高く、CoCoTELIの存在を知ったけど相談はできない。という子ども・若者も多くいるのではないかな?と思います。

そんな中で、相談しなくても「1人じゃない」と思えたり、ロールモデルと出会えたり、知りたかったことを専門家の解説によって知れたり、そんな選択肢の必要性を感じていました。組織全体を見た時に、今メディア構築にリソースを割くことが果たして適切なのか?という視点はもちろんありつつ、1事業として今後重要な役割を担うと考えスタートした事業になります。

また、対当事者だけでなく対社会の面でも大きな意味を持つとも考えています。

CoCoTELIが取り組んでいるのは、「虐待」「不登校」「貧困」「ヤングケアラー」といった困難のラベルではなく、「親の精神疾患」という状況。その状況=困難ではなく、困難な状況に置かれていたり、今後発生していく可能性があるそんなタイミングです。困難を定義しておらず、状況を絵で想像することが難しいため分かりづらさがある中で、メディアを通して多様な形のストーリーを伝えていくことはとても大きな意味を持つと考えています。

当事者のインタビュー記事は全て「匿名・顔出しなし」。年明けにはポッドキャストもスタート予定で、これからもゆるゆると更新していけたらと思います。

こちらもページのUI/UX面で課題だらけ、現状の優先順位から後回しになってしまっている部分でもあります。年始→年度末にかけて修正をかけていく予定です。

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現場に関することは、振り返りたいこと、共有したいことがたくさんありすぎますが、長くなりそうなのでここでやめておきます、笑

【組織に関すること】

◯設立1周年を迎えました!

おかげさまで5月24日にNPO法人CoCoTELI設立1周年を迎えました。

今から振り返ると1年半前、法人化した時は不安も大きい中でしたが多くの方に支えていただきなんとか1周年を当初の想像以上の形で迎えることができました。

自団体が社会において必要である限りは持続可能な団体であれるよう、2025年は組織により向き合っていけたらと思います。

◯フルタイムスタッフが2人になりました!

6月までフルタイムスタッフが0でしたが、7月に山縣が1人目のフルタイムスタッフに。9月に代表の平井がフルタイムになりました。

フルタイムスタッフが増えることは、できることが増えると同時に毎月の支出が増えることでもあり、寄付型NPOとして基盤が整っている訳ではない今のフェーズでフルタイムスタッフを雇用するということはとても勇気のいることでした。

しかし、精神疾患の親をもつ子ども・若者支援の土壌をつくるためには、そんなことを言ってはいられない。そんな中で一歩を踏み出した1年にもなりました。

これからまた一緒に働く仲間を募っていく予定なので、精神疾患の親をもつ子ども・若者支援の土壌づくりのチャレンジに関心のある方は是非お声掛けください。

【その他】

◯月額寄付サポーターが10人→93人になりました!

2024年1月1日時点で10人だった月額寄付サポーターが12月26日時点で93人になりました!

創業1年半の団体で数年単位での実績がほとんどないかつ、オンラインの活動で活動風景もあまり見えない中でこれだけ多くの方が参加くださっていることに本当に感謝です。

リソースは限られていますが、活動の見える化にも力を入れていきます。

毎月のご寄付で応援いただく月額寄付は、安定した組織基盤をつくり安定した子ども・若者支援体制を構築していく上でとても大きな力となります。

もしよければ、月1,000円からの月額寄付サポーターとしてのご参加をご検討いただけると嬉しいです!

▼ご寄付は以下リンクをタップ


◯代表の平井がForbesJAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出いただきました!

「30 UNDER 30」は、経済誌『Forbes』が、世界を変革する若きイノベーターを選出するアワードとして2011年に米国で発足し、過去受賞者にはマーク・ザッカーバーグやリアーナがいる日本では今年で7回目となる賞です。

受賞をきっかけに、多くの方が課題に関心を持ってくださったことを強く感じています。

メディア掲載はあくまでも手段でしかないですが、課題について多くの人に知っていただく大事なきっかけになると思うので、目的と手段が入れ替わらないように気をつけながら進めたらと思います。

◯ForbesJAPAN『3つのテーマから選出 今注目の「NPO 50」』に選出いただきました!

Forbes JAPAN12月号にて、「今注目のNPO50」の1つとしてCoCoTELIを掲載いただきました。

この掲載も多くの方に課題について知っていただくきっかけになったと思います。

このような形で少しずつ人々の目に入るきっかけが増えてきたのは日々皆さんからいただく応援のおかげです。いつも本当にありがとうございます。


足りないところだらけな団体ではありますが、引き続き精神疾患の親をもつ子ども・若者支援の土壌をつくるために1歩ずつ進んでいきます。

そんな感じで2024年を振り返ってみました。

振り返ってみると試行錯誤しつつも思っていた以上に前に進んでいた1年だったかなと思います。

2025年も、CoCoTELIは「精神疾患をもつ親をもつ子ども・若者支援の土壌づくり」に向けてさらなる挑戦を続けていきます。

引き続き、皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。

年末年始のひとときが、皆さまにとって穏やかで幸せなものでありますよう、心からお祈り申し上げて、2024年の感謝と振り返りとさせていただきます。

【年末年始休暇のお知らせ】

〇精神疾患の親をもつ子ども・若者のみなさんへ

年末年始も変わらず相談を受け付けています。
※お返事が遅くなる場合もありますが、3日以内にお返事させていただきます。

時期的にも家族や親戚が集まることが多く悩み事が増える人もいると思います。
以下活動内容ページ内の公式LINEから気軽にご連絡ください。


〇相談以外のお問い合わせについて

NPO法人CoCoTELIでは、年末年始休業の期間を以下の通りとさせていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

年末年始休業期間
2024年12月28日(土)から2025年1月5日(日)まで

2025年1月6日(月)10:00より通常営業とさせていただきます。

年末年始休業期間中にいただきました当事者相談以外のお問い合わせにつきましては、2025年1月6日(月)より順次ご連絡させていただきます。

▼お問い合わせはこちらから


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