俳句 冬 五句(「ハイクサークル」投句作品)
マフラーを編むほどに急く指先よ
初雪が迷いと消える街角よ
クリスマスツリー仰いでひとりの夜
ひと切れをわけあう頬の赤らみよ
ただいまを待つ父母よ十二月
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こんにちは、笹塚です。「ハイクサークル」で開催された「現代語俳句の会」の句会に参加しました。今回は冬の季語ということで、詠んでみました。「頬の赤らみ」が季語ではない場合、四句目は無季の句になりますね。
俳句は本当に面白いです。言葉のひとつひとつと真摯に向き合って、一瞬のひらめきに心ときめかせて、花鳥風月に意識を預ける、こんな経験を日常に取り込めるのだから、俳句を詠むことは、私にとってとても大切でワンダーなことなのです。
サークルでご一緒している皆さんの作品を読んでいると、ビシバシとてもいい刺激をもらえますし、気づきや感動にも接することができます。五七五は宇宙より深い音数なのかもしれません。何より、詠んでいて楽しい。これに勝るものはないです。
今年もたくさん俳句を詠みました。来年も、皆さんと切磋琢磨できたら嬉しいです!引き続き、よろしくお願いします。
(おまけ)
ダーリンが誕生日なので、ケーキを焼きました!生地が思ったより膨らまなかったのが心残りですが、またトライします✨(一切れどころかホールケーキを分けあう我が家なのでした)
よくぞここまで辿りついてくれた。嬉しいです。