「暇つぶしにナル質問」に答えてみたよ
街からクリスマスツリーが消える今日が、子どもの頃から何気に好きでした。(当時は明文化はできなかったけど)クリスマスも正月も、日常にするりと紛れ込んだ「ハプニング」のような感覚があったため、その非日常的なそわそわ(不安定なイメージ)から解放されて、ホッとしたからかもしれません。
さて、今日はフォローしている ナルさん が公開されている「 #暇つぶしにナル質問 」に答えてみました、という記事です。
ナルさんは、確か今年の夏頃にフォローをしました。ナルさんの作品は小説の世界観・テイスト(個人的に「神と人」シリーズが大好き)と、日常生活を赤裸々に綴ったエッセイや日記系の記事、どちらにも「心地よさ」があります。
飾らない率直な表現だけれど、決して攻撃的にはならず、適度な自虐を交えつつも「推し」や「地元」へのまっすぐな想いを軽やかに綴る。そのスタンスに、知的な「しなやかさ」と「品性」を感じます。羨ましい……。
そんなナルさんが、「暇つぶしにナル質問」を用意してくださったので、答えてみたいと思います。全15問。いってみよー!
Q1.生まれ変わるなら、犬or猫?理由と共にお答えください。 A.猫。気まぐれに暮らし、誰にも懐かず、往くときは誰にも姿を見せたくないから。
Q2.朝起きて一番にすることは? A.ラジオをつける(たいていヒロシで、ときどき毅郎)。
Q3.あなたの『ベスト・オブ・揚げ物』は? A.揚げまんじゅう。甘い+しょっぱい×揚げ物=美味いに決まってるから罪深い。
Q4.好きだったゲームについて語ってください。
A.機械を使うゲームでなくていいなら、現在進行形で「空論道」が好きです。勝敗・優劣をつけないどころか、あくまで「空論」を交わす遊戯のため、「あ、こんな発想をしていいし、それを言葉に出していいんだ」って気づきもあります。
好き「だった」のは「逆マジカルバナナ」。大学生時代に仲間内で編み出したゲームで、本来は「バナナといったら黄色」など関連する言葉を挙げますが、「バナナといったらメガネ」のように、全く関係ない言葉を挙げていくゲームです。
しかし、「いやそれ関係あるだろ」と、いちゃもんをつけ放題のため、そこで無駄に議論が紛糾するのも込みで、楽しかったです。
Q5.あなたはこれから毎日、同じものをひとつだけ無料で食べることができます。何にする?
A.トマト。体質がカービィに似ているらしく(?)、マキシムトマトで日々がんばってます。
Q6.noteの皆様に言いたくても言えなかったことをどうぞ。
A.すてぃるあらいぶ!
Q7.今思い出しても背筋が凍る話をどうぞ。
A.高校生のとき、スーパーマーケットのベーカリーコーナーでアルバイトしていました。ベーグルの生地を取りに冷凍室に入ったときのこと。室内の冷気が逃げてしまうので、生地を探し当てたら迅速に退室する必要がありました。
ところが、お目当てのベーグル生地がなかなか見つからず。扉が開けっぱなしになっているのを発見したパートのお姉さまが、親切心から(と信じている)それを閉めてくれました。
私の装備は薄手のロンT、デニム、ユニフォームのエプロンのみ。文字通り背筋も、というか全身まるごと凍りかけました。
冷静な判断なんてできない状況です。私はそんななか、「生地は、プレーンじゃなくてブルーベリーのほうだった」と、まだベーグルを探し求めていました。
その後の記憶が全くないのですが、今こうして暖かい部屋でnote記事を書けているから、無問題です。
Q8.思い出したらきゅんとする話をどうぞ。
A.絶対に他者に心を開かないくせに表面上では笑顔で人に接する男性が、破顔を超えて爆笑してくれたこと。私がしでかしたポカに対し、みんなが腫れ物に触るようにフォローするなか、その男性は盛大に笑い飛ばしてくれたのです。
「え、この人こんなに笑うんだ?!」とびっくりしたけど、めちゃくちゃきゅんとしました。その男性とは、はい。今の夫です(所謂今夫案件)。
Q9.今年の初夢、覚えてますか?覚えてる方は内容もどうぞ。
A.全く覚えてません。。でも一富士二鷹三茄子ではなかったと思う。
Q10.出演してみたいテレビってありますか?
A.アタック25(解答者の背後で応援したかった)、クイズミリオネア(「オーディエンス」としてヒントを提供したかった)、東京フレンドパーク(ホンジャマカのハイパーホッケープレイを観客席から拝みたかった)
ん、全部終わってる?
Q11.優越感に浸る瞬間、ありますか?
A.ほとんどの人が見逃している「こともの」に気づいたとき。
最近では、郵便局にでかでかと貼られていた「お歳暮」の掲示が「お」「暮」「歳」のまま放置されていて、通りかかるたびにこっそりと優越感に浸っていました。
Q12.年末の思い出を教えてください。
A.「東急ジルベスターコンサート」をテレビで観ての年越しが恒例になっています。クラシックやオーケストラの素養は皆無ですが、画面に秒針つきの金時計が華やかに出現し、0時ピッタリのフィナーレに合わせるために指揮者が真剣な表情でタクトを振り、演奏者全員が呼吸を合わせ、観ている私たちは手に汗を握り……とにかくワクワクします。
見事大成功! のあとに、それまで真面目な表情だった団員の皆さんが、干支のかぶり物をしたり、来年なら「2025」をかたどった伊達メガネをかけたりして笑顔でおどけて、雰囲気が一気に柔らかくなるのも大好き。
Q13.あなたの永遠のヒーローは?
A.遠藤ミチロウ、忌野清志郎、宮沢賢治、中原中也。彼らを同じラインに並べていいか迷ったけど、「わたしにとっての」永遠のヒーローということで。
Q14.あなたにとって『流行』とは?
A.『風潮』と明確に区別すべきもの。油断すると感染してしまうのが『風潮』で、自分で選好可能なのが『流行』だと思います。いずれにせよあっけなく廃るから、「あまり気にしない」のが一番かなと思うけど。
Q15.最後の質問です。あなたは大きな権力を手に入れました。この世のありとあらゆるものの中からひとつだけ、何かを変えることができます。何を、どのように変えますか?
A.万が一自分が大権利者になったとして、その際に最も忌避すべきは「恣意的に物事を変える」ことではないでしょうか。だから、何も変えようとはしません。結果として何か変化が訪れた場合は、どうあれその責任を取ります。権力者って、そういう存在であってほしいんだよなー。。
質問は以上です。ナルさん、ありがとうございましたー! 皆さんも、ぜひぜひトライしてみてくださいませ。