ここしょー
自分の好きなゲームでコミュニティ大会を主催したい!という方に向けた「最初の一歩」に必要なエッセンスを抽出した記事たちです。まずはこちらをご覧いただければ、eスポーツ大会の主催者とはどのような存在なのか、どのような心構えが必要なのかがわかります。
オンライン大会の開催当日は、Discordというチャットアプリで運営スタッフと選手が連絡を取り合うケースが多いです。私の大会でも、Discordを使用していました。 特に配信中はOBSの操作担当者とは別に、選手とやりとりする人間が必ず必要になります。理由は、1人ですべてやっていたらパンクするからです。 私の実例では、OBSの操作と実況MCを兼任で担当していました。別に解説担当のスタッフもいましたが、しゃべりながら配信に表示させる試合結果の画面を作って……とやっていては、ロ
さて、大会ルールや配信画面のデザインが固まり、運営メンバー間で大会日程のスケジュール調整が済んだら、いよいよ告知です。 eスポーツの大会は、出場してくれる選手がいなければ開催することはできません。しかし、立ち上げたばかりの実績ゼロの大会では、認知度もゼロの状態です。 そこでマストなのが、SNSで大会アカウントを開設すること。特にeスポーツ界での主流なプラットフォームであるX(旧Twitter)のアカウントは必須です。 個人でゲーム用のアカウントを持っていたとしても、それ
大会を企画する時、最初に決めるべきことは何だと思いますか? ルール、日程、大会タイトル、参加人数……主催者として決めなくてはならない色々な要素はたくさんありますが、まず決めるべきことは「コンセプト」です。 コンセプト(concept)とは、和訳すると「概念」「観念」という言葉になりますが、主に「全体を貫く基本的な観点」という意味で使われる言葉です。 これからコミュニティ大会の主催を始めて継続していくにあたって、活動全体を通してどのようなことを体現したいのか、ということを
YouTubeなどで個人が仲間内などで小規模な対戦を行う、いわゆる「カスタム企画」などとは異なり、出場選手を広く公募し、ルール(レギュレーション)を明確に定め、決勝戦までつつがなく進行していく大会運営は、1人では決してできません。 開催当日だけでも、OBSなどの配信ソフトを操作する人、実況・解説を行う人(OBSオペレーターと兼務も可)、選手対応をする人(最低2人)、YouTubeのチャット欄に進行状況を書き込んだり不適切な書き込みを削除したりして管理するモデレーターと、少な
eスポーツの大会やイベント(以下、「eスポーツ大会」といいます)を開きたいという方の動機は人それぞれだと思います。ですが、まず大きな前提として、「特定のゲームが好きであり、自身も1人のユーザーである」ということがコミュニティ大会を主催する上での必要条件です。 コミュニティ大会の対の言葉は、ゲームメーカー等が主催あるいはオフィシャルスポンサーとして開催する「公式大会」です。コミュニティ大会とは、一般のゲームユーザーが主催する大会を指します。 そのゲームを始めたばかりという方
みなさん、このnoteをご覧いただき、ありがとうございます。 「ここしょー」と申します。 みなさんはなぜ、このnoteを開いていただいたのでしょうか。 「好きなゲームの大会・イベント運営の裏側がどんなものか気になる」という方、「eスポーツの大会・イベントを自分の手で開きたい!」という方など、様々だと思います。 「eスポーツ」という言葉が一般的になって久しいですが、私は2021年4月から約3年半にわたり、PC(Steam)やPlayStation、Nintendo Swi