お金のリレー

ステイホームの時間は、忙しかった。
緊急事態宣言が直接の原因ではないけれど、「まつわるもろもろ」でなんだかんだとやることが増えていた。気疲れもあったと思う。

岸田奈美さんの「キナリ杯」を知ったのは、そんな忙しさが過ぎ去て一息ついた頃だった。noteのフォロワーさんが参加していたのだ。

なんておもしろい！

ところが、締め切りは翌々日。

「何か書きたい」という思いはあるけれど、気力が湧いてこない。
おまけに私は、仕事明けで腱鞘炎に近い状態であった。

忙しさが過ぎ去った後、気持ちと体力が回復するのに時間がかかる。
寄る年波にあらがえないなあ…

…と10秒ほど沈没した後、ふとひらめいた。

サポートとしてお金💰を出せばいいではないか？

気持ちがぱぁ〜っと明るくなった✨。

これだったら、サポートボタンをクリックすればいい。
キーボードを叩いて原稿書く必要もない。今すぐ参加できる！

これからの時代のクリエーターさんのサポートに。
岸田さんに、そのプラットフォームを提供してくれたnoteさんに
感謝の気持ちとして。

自分が楽しめること、相手が楽しめることにお金を使う。
私がこの企画に参加したら、このお金を誰かが受け取ってくれるのだ。

子供の頃、祖母がよく言っていた。
「金は天下の回りもの」

そう。お金は「天下のもの」なのだ。
あなたのものでも、私のものでもなく、天下のもの。
そして、天下をぐるぐると回っている。

♪まわる、まわるよ、お金は回る。
（中島みゆきさんの「時代」のメロディで）

いつか私のところへやってきたお金。
今度は岸田さんやnoteさんやキナリ杯の受賞者の方へ
手渡そう。
めぐりゆけ。みんなに恵みと喜びをもたらしてゆけ。
私にそうしてくれたように。

お金を受け取る。受け取ったお金を使う。お金を見送る。
その先に、幸せな笑顔があることを願いながら。
バケツリレーをしていくように、お金をつないでゆこう。
給付金の10万円も、そんな風に使っていこうと思う。

今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。