食べることに関してさいきんのきもち


 わたしにとってたべること、それから自分でごはんを作ることは生きているうちの半分くらいは占めている(ようなきがする)。

 ありがたいことにおいしいものを教えてくれる大人が周りにいたし、自分で料理をするようになってからは難しいことはしないけれど割と楽しんで自炊をしている。

 そうすると、たまに「あなたは自炊を頑張っていてすごい」というようなことを言ってくれる人がいるけれど「自炊を頑張る」ことは褒められるべきことではないよと言いたいのが最近なんかモヤモヤしてること。
 大事なことは、一般的に健康的っぽい食事をすることではなくて、自分にとって最適なごはんや台所との距離感を見つけることなきがしてる。だから、頑張っちゃだめなの。快適なラインがいいの。

 例えば、めちゃくちゃ眠いのに、何をするより寝たいのに頑張ってご飯作る必要ってなくない?お腹空いているならコンビニやスーパーのお弁当だって冷食だっていいし、食べたくないなら食べなくていい。だってなにより寝たいんだもの。逆にめっちゃ疲れてるけど台所に立ちたい日もある。そういう時は大抵野菜を切れば気持ちが収まるから、味噌汁だけしっかりやるとかね。でもおかずはツナ缶とマヨネーズとのりとかね、してもいいと思うんだ(きのうのわたしだ)。

 もうひとつ例えば、わたしはスパイスカレーは自分で作っても、揚げ物はしない。コロッケ食べたかったらコンビニのホットスナック買う。割と頻度高くて1ヶ月に2、3回は食べる。唐揚げ食べたかったらからセン、とんかつもさぼてんでテイクアウトする。それは単純に大変だし、量もちょっとでいいから買ったほうが早いから。それにコンビニのコロッケってジャンキーでうまいんだよね…笑。マックとかケンタ食べたくなる時もある。そういう時は躊躇うことなく行って満足するまで食べる。けど、スパイスカレーは作る。スパイスの香りを感じている時間が幸せだし、自分のカレーは安心するから。

 ジャンクなものは嫌いじゃないけど、一方で冷食やコンビニのお弁当が何食も続くのはわたしにとってはベストではないことも知っているから、忙しくても自分のご飯を食べられるように常に餃子を包んで冷凍してある。ご飯は1週間に1回か2回炊いて、冷凍ご飯をチンしながら食べる。炊飯器はもってなくて、土鍋で毎日炊くのはちょっと無理だから休みの日にまとめてたいておく。友達とおいしいご飯やお酒を飲むのも、ひとりでご飯食べに行ったりお酒飲みに行ったりするのも大好き。だから我慢しないでたまにする。
 
 あとね、頑張ろうとすると食材を買い込むんだけど、予想もしなかった忙しさに見舞われてダメにしちゃうということがたまにある。それってごめんなさいっていう気持ちになるし、だめな自分っていう思考になるし、残りのものを消費することに追われるし…わたしにとってはすっごくストレスだから冷蔵庫の中はあんまり野菜や肉がたくさんある状態にはしない方が快適だっていうこと、最近気づいたんだ。

 わたしのちょうどいい台所との距離感ってそんな感じ。でもこれはわたしにとっての「ちょうどいい」であり、料理が嫌いだったり、逆にわたしよりめっちゃ料理が好きだったり、もっともっと忙しい人にとっては違う。というか、同じ生活のひとはいないから、その人にとってのちょうどいい、が見つかるといいねって思っているよ。その人だけのちょうどいい、それが誰かにとってはアンバランスでもいいんだよって、言いたいよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?