わたしにとっては大切で、あなたにとってはくだらない日記

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マガジン

  • 香りにまつわるエトセトラ

    香水日記と香りに関することの記録。 SMNのマレシャッラとパチュリ、クヴォンデミニムのエリアカをこよなく愛しているちょっと変わり者なので、あんまり参考にはならないと思うけれど…。

最近の記事

230208

 久しぶりに心が動くひとにであって、きのうきもちを伝えた。だめだったんだけど、今までのとは全然違う感覚でわたしも知らないうちにちょっと、いや結構、大人になったんだなとしみじみしている。  これまでと違って恋愛って軽率に呼ぶのが躊躇われる感情と向き合った数ヶ月だった。相手への気持ちだけじゃなくて自分のライフプランとかシビアな現実のことまで考えていて結構冷静だった。終わった後も、これまではこの世の終わりレベルにグッズクズに傷ついて化膿してた感じだったけど、今回は心の表面に広くて

    • 消えたさと生きていく

      これを書くのは勇気がいる、いるけどこの先に進みたいから書いてみる。驚く人も納得する人もいるかもしれない。けどわたしは、基本的に消えたい。でもわたしのこれは死にたいではないのでまじで安心して欲しい。この願望がいつからいたのか、なんでいるのか、自分でもわからない。小学校6年生の時にはもう隣にあった気がするけど、少なくとも意識の上では何か決定的な出来事があったとかではない。でもこんな歳にもなって消滅より強い願いはいまだ見つかっていない。 消えたい、存在そのものごと無かったことにな

      • 211105

        誰かの中にわたしがいることにちょっとびっくりする瞬間がある 日々生きてると、あ、これあの子好きそうだなーとか、あの人ならこうやって言いそうだなとか、元気してるかなーとかってかなり頻繁に思う。そうやっていろんなひとがわたしの中にいるのと同じなんだから、それは至極当然のことなのかもしれないけど、わたしは相手にとっての自分をなぜか超低く見積もってしまう節があるから、なんか思ってたよりみんなの中にいるやん…えっありがとうってなるんだよな。人からどう思われるか気にしすぎてにっちもさっち

        • 久しぶりに!恋してるの!210820

          ヴィジュアル系が好きなの?に対する答えはNOだった。…つい最近まで。  わたしの好きなのはGACKTとHYDEであって、その愛には自信があっても「ヴィジュアル系」に含まれる他のバンドに対する気持ちがフラットすぎるから、わたしはヴィジュアル系好きを名乗るべきでない。それは10年以上揺るがなかったのだけど、7月に入って、突如新たなる扉が開けてしまった…。    HYDEの新譜「NOSTALGIC」を、そしてそれに伴い『Röntgen』をヘビロテしていたら、Spotifyがこれ

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        • 香りにまつわるエトセトラ
          3本

        記事

          200809 ミライ

          ZINEを作ろうと思って書いていたものをスペース的にボツにするので、けどこれは数年後のわたしに残しておきたいのでここに記す。 『ミライ』 2021.05.31 release ラルクの4年半ぶりの新曲。インスタのプロモ、それに伴い、文字として視覚から入ってくる歌詞のまっすぐすぎる歌詞におょょ…ってなって「いいもん前のきくもん!!」って変な意地を張っていましたが、Spotifyが秀逸に混ぜてくるのでいつのまにかしっかりちゃっかりきいてはいました。 そして、ええ〜って思って

          200809 ミライ

          0517

          わたしよ、ただただ、誠実であれ 一個でなくてもいいから、いくつかあってもいいから、見失わないように。 やりたいことないと思ってたけど、そうじゃないんだって、言われて泣きそうでしたふふふ。 一つに絞りきれていないだけ、やりたいことはちゃんと持ってるってそう思っていいんだね。 写真のことも、なにかをつくることも、土に触ることも、諦めなくていい。なにひとつ、自分から手を離さなくてもいい。もっとたくさん手を伸ばしたっていい。 酔っ払ってるから明日には忘れているのかもなのであえてイ

          0425 絵を買ったよ

           わたしの住んでいるまちには、しんらいできる本屋がある。大型書店ではなくて、いわゆる街の小さな本屋でも、古本屋でもなくて、もっときゅっと心を生かすのに必要なものが凝縮された本屋。  この前の休日、そこに絵本の原画展を見に出かけた。数年前にも同じ作家さんの原画展をしていて、そのときもなんとしなやかに強い絵だろうって思っていたけど、今回展示室に一歩足を踏み入れたとき、音もひかりも匂いも、全身に浴びるような気持ちがした。油画の原画は、すでに見ていた本の形になったそれの比ではなく、

          0425 絵を買ったよ

          0423

          ぐらぐらと不安定で、ふつんとはち切れてしまいそうな心をぎりぎりのところでおさえこんでいる。まいにち、布団から出られなくてついに今日こそ会社に行けないのではないかと天井を眺めて、それでもぎりぎり間に合う時間におもたい体を起こして食べものをお腹に入れて、なんとか出勤して。でもそんなきもちでいるから、帰るころにはやっぱり朝よりもぼろぼろで、このまま目覚めなければいいのにと思いながら布団に入るまいにち。睡眠をとって回復しても少しずつ、少しずつ、借金が増えるようにダメになっていくのを感

          0321

          最近友だちや知り合いとの別れ際、どちらかともなく「なんとかして、生き延びようね」というような言葉がこぼれる。楽しく生きようとか、充実した生活を、とかそういうプラスαの話じゃない。生き延びるとあらわすしかない、切実な感覚がある。 なんか生きてる感じがしないんだ。 たくさんの情報が溢れているけれど、情報を得れば得るほど、希望や明るいきもちは遠ざかる。大きな世界も小さな世界も不安でこわい。 わたしは、だけれど写真が撮れないを超えて、呼吸すらままならない。ふと息ができてなかったこ

          食べることに関してさいきんのきもち

           わたしにとってたべること、それから自分でごはんを作ることは生きているうちの半分くらいは占めている(ようなきがする)。  ありがたいことにおいしいものを教えてくれる大人が周りにいたし、自分で料理をするようになってからは難しいことはしないけれど割と楽しんで自炊をしている。  そうすると、たまに「あなたは自炊を頑張っていてすごい」というようなことを言ってくれる人がいるけれど「自炊を頑張る」ことは褒められるべきことではないよと言いたいのが最近なんかモヤモヤしてること。  大事な

          食べることに関してさいきんのきもち

          香水の記録 file.03 aesop

          マラケシュ トップノートはフルーティ。けど甘くない!スパイシーだというレビューが多いけど、普段愛用してるのがもっとバリバリスパイシーなので、わたしにはその意味では物足りない。けど、きっとスパイスの要素が入っているから甘すぎない締まった印象になるのでしょう。最後の方は石鹸みたいな匂いに落ち着いて、それも化粧品感がなくていい香り。aesopの中では一番好きです。 ヒュイル 甘さのないスッと冴えたヒノキの香り。本来、わたしも好きな香り。ただ、前に付き合っていたひとがこれによく似た

          香水の記録 file.03 aesop

          0303

          布団に入り、窓から見える月が明るいことに気がつく。寒いけれど、網戸にして月光を浴びてみる。 中学生の頃もよくこうやって月を眺めながら眠りにおちていたな。あの頃から少しも大人にはなっていない。年齢だけが重なって、シャカイの基準では大人になっても。何一つ変わらないのに求められることはどんどん増えていってなんだかずっとおいてけぼり。感じることも何ひとつかわらないまま、また月をぼんやり眺めている。流れ込む冷気がさっきまで焚いていたお香の煙をゆっくり流していく。青白い光と少し丸みを帯び

          0302 midnight DASHIMAKI

          また深夜にキッチンに立っていた。夕飯はとうに食べ終えて、お風呂にだって入った。けど、今日はこれをやると決めていたんだ。これっていうのは、だし巻きをつくること。 まだ卵焼き器はないからフライパンで。ほんとは鰹節から出汁を取ればいいけれど、眠いから液体の白だしを薄めて。卵焼き、じゃなくてきちんと濾して作るだし巻きを作るのは数回目だからはじめての時よりは、肩の力も抜けている。 わたしの母は卵焼きは作るけど、だし巻きは作らない。作らないというか作れないというよりか、そもそも作り方

          0302 midnight DASHIMAKI

          0228 midnight TONJIRU

          ほんとに疲れすぎて、もう今日は冷凍してあったおやき食って寝る!!と思ったものの、10時に布団に入って2時半には目が覚めた。 とりあえず白湯でも飲もうとキッチンに行って、使いさしの大根が目に入ってそろそろ使って食べ切らねばならないことに気づく。(大根って切っちゃうとしわしわしてくるよね)冷蔵庫をのぞくと、これまた使いどきのにんじん、玉ねぎ、長ねぎ。ごぼうもあるし、冷凍庫には豚肉と椎茸のストックがあったはずだから、うん!!豚汁だ!!こんにゃくはないけど!でも豚汁!!となって深夜

          0228 midnight TONJIRU

          0219 けもののなまえ

          Spotifyが流してきたしらない曲の歌詞が、急に流れ込んできた 透き通った女の子の声で歌われたその言葉にハッとした次の瞬間、ボーカルが泣き出しそうに震える男のひとの声に変わって、その声のもつちからにぎゅっとなって その声がこう歌ったら、久しぶりに、それはもう久しぶりに、よくわからないけど気持ちが溢れて、ひとりぼっちの部屋ですびずびと鼻をすすった。それからここ数日ずっとその曲が入ったアルバムを聴いている。 ロットバルトバロン、聞きなれないその文字列のバンドの曲、けものの

          0219 けもののなまえ

          0209 0:01

           一人暮らしの部屋にはじめて人を招いた。出会って一年位、すっかり心を許した同い年の女の子。ずっとやりたかった、大きな鍋でチャイを作る会をした。  夕飯は豆腐を大きく切りすぎた味噌汁と生姜焼き、冷凍ご飯をチン。おしゃれでもなんでもないけど、自分のご飯をうまっ!ってたべてくれるのはうれしいものだね。  そのあとは目的通り、チャイを作った。久しぶりに作るし、いつもの四倍近い量だったからなかなか分量が読めなかったけど、それなりに美味しくできたチャイをこたつで飲んだ。彼女が買ってき

          0209 0:01