2022年1月10日
今日のココ日(ココルーム日記)
今日も朝から船場での展覧会用に展示物の準備に勤しむココルーム一同。
ココルームのスペースを丸ごと展示するために、持っていく物量が半端なく多い。
ヨコハマトリエンナーレの展示物やさいたま国際芸術祭に出展した作品も揃ってきた。
倉庫や物置きからどんどん昔の物品が出てくるので、それらを次々に洗っていく。
掃いたり拭いたり運んだり、ココルームはまるで年末大掃除の雰囲気になった。
ふと庭を見るとお掃除スタッフのしょうゆちゃんがせっせとゴム長靴を洗っていた。
黒光りする長靴のせいか、その光景はまるで海辺で昆布を洗う漁村のお母ちゃんのよう。
若いころ漁港で働いたことがある僕にとって、懐かしさが込み上げるひとときだった。
ココルームの閉店後もインターンやボランティア、常連さんたちの力を借りて急ピッチで搬入準備を進めている。
疲れと高揚感から若干ナチュラルハイになりながら、搬入日に雪崩れ込むのだろう。
ココルーム一丸となっていい展示に仕上げますので、今月28日から始まる船場の大阪関西国際芸術祭にココルームの展示をぜひ観にきてください!
(書いた人:テンギョー)
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています