2022年3月30日
今日のココ日(ココルーム日記)
この1年間、ココルームラジオの英語版でホストを務めてくれたダン。
ブルネイから来たダンは、当時ココルームに通っていたボルネオ帰りの青年に誘われて、初めてココルームにやってきた。
バナナなどトロピカルな木々が植わっているココルームの庭を見て、「僕の故郷を思い出すなぁ」と、すぐに気に入ってくれた。
以来ときどきココルームの庭で息抜きをしていた彼に、新たに始めたココルームラジオの英語版のDJを頼むことに。
歌を歌ったり演技をしたりするのが好きなダンは、番組のオープニングソングを自ら作詞して歌った。
その歌詞は、「Hello world, this is Cocoroom. Heavenly garden in the middle of Kamagasaki.」とココルームの庭を思って書かれた。
夏祭りや釜芸の合作俳句、ガムランに船場での芸術祭など、体当たりでココルームの活動をリポートしてくれた。
聴きやすい声と丁寧な語りで、ココルームのことを海外の友人に紹介する時に使っています、と言ってもらえるような分かりやすさが好評だった。
今年度をもってダンがお届けする英語版ラジオの定期配信は終了するが、また機会があればいつでも呼んでほしいとダンは言う。
物静かで日本の武道を愛する青年。
彼が届けてくれたアジアの風が、ココルームにいる人たちにも優しさをくれた気がする。
またいつかこの庭で会いましょう、ダン。
*YoutubeのココルームチャンネルでダンのHello World, This is Cocoroomを聴いてみてください!
(書いた人:テンギョー)
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現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています