2021年12月20日
今日のココ日(ココルーム日記)
ひょんなことから東京から来たジャパンタイムズの記者がココルームのまかないご飯について興味を持って、コミュニティと連動する開かれた場で古くて新しい食文化を提案し続けている活動としてココルームの食卓を取材してくれた。
ココルームには毎日様々な人たちがまかないご飯を食べにやってくる。
今日のお昼は20年以上大阪に住んでいるがココルームに入ったのは初めてという日雇い労働のオッチャンが一緒だった。
「みんなで食べると美味しいなぁ。なんでも旨いわ。箸が止まらん」と笑顔で次々に大皿のおかずを平らげていった。
記者がまかないご飯の写真が必要だということで夕飯時の写真を撮るのだが、ご飯を食べている最中の顔は色々おかしくてなかなかコレという一枚が撮れない。
僕がいい顔をしようと頑張ると「顔が気取ってるなぁ」と常連のお客さんからツッコミが入る。
ブラジルで生まれニューヨークで育ったという記者は「今まで世界中で色々な団体を見てきたが、ココルームのような活動を続けているところは見たことがなかった」と言って「もしまかないご飯のアイディアが他の団体でも使われたらどう思いますか?ココルームのユニークさが失われると思いますか?」と質問した。
代表の假奈代さんは「いいんじゃないんですか。こういうひとときが色々な場所で共有されることの方が素敵だと思います」と朗らかに笑って答えた。
(書いた人:テンギョー)
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現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています