2021年12月19日
今日のココ日(ココルーム日記)
今日は釜ヶ崎芸術大学のオーケストラ講座で、アミーキティア管弦楽団の皆さんと釜芸学生たちが合作俳句でコラボレーションした。
たくさんの参加者が猛スピードで合作俳句を仕上げて一文字一文字を音符に変えていく。
ことばが音に乗っていくひととき。
音に乗ったことばを楽団の皆さんが即興で演奏していくという画期的な実験演奏になった。
最後に楽団員と釜芸学生がペアになって作品発表をリレーするのだが、その時の雰囲気がなんとも言えずフレンドリーで良かった。
アミーキティアが生み出す堅苦しくないクラシック音楽の場に、そこにいるみんなが安心してダイブできていた。
釜芸のレギュラーメンバーであるユキちゃんは、長女をみごもっていた四年前、偶然アミーキティアの釜芸に参加していたそうだ。
そして今日、二人目の0歳のお子さんがアミーキティアの音楽を聴きながらノリノリになっていた。
ちなみにその子がまだユキちゃんのお腹にいた時、ユキちゃんは釜芸のガムラン講座に参加していた。
僕はココルームに満ちていることばと音の共演が生むメロディーに身をゆだねながら、ユキちゃんの二人の子供たちがどんな感性を育んでいくのだろうと、楽しみでもあり同時にちょっと不思議な気持ちにもなった。
(書いた人:テンギョー)
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています