2022年3月28日
今日のココ日(ココルーム日記)
釜ヶ崎芸術大学が施設の名前になる日まであと数日。皆さんは釜ヶ崎芸術大学に校歌があることを知っていますか?
釜芸が365日開いてるここの場所の名前になるということは、釜ヶ崎芸術大学の校歌も、この場所を365日いつも象徴する歌になるということですね。
今日は昼前にふらっと寄ってくれたというお客さんがおもむろにピアノを弾き始めました。全部即興だそうで、色々な有名な曲のモチーフを散りばめながら、なんとも言えない温かみとさみしさの情感の風がココルームのカフェを包み駆け抜けていきました。
お話を聞くと、この地域の身寄りのない人のお葬式で、お坊さんを呼べない代わりに自分がピアノを弾くことを頼まれることがあるそうで、今日もそのためにこのあたりに来たそうです。
そんな彼にこのとても素敵な時間のことをココ日に書いていいですか?許可をもらい、さらに、釜芸校歌をリクエスト(一応楽譜もあるんです)。
快くやってくれました。
この校歌、歌えば歌うほどテンション上がってくるんですけど、彼もどんどんアレンジを加えて、彼だけのの釜芸校歌になっていきました。(動画参照)
そんなこんなで初めて釜芸校歌をいきなり来たお客さんが歌ってくれるという初の事件が起こりました♪
とても楽しんでくれて、そして僕達を楽しませてくれてありがとう。ごきげんにココルームをあとにされました。
でね、この校歌ね、生きる混沌と謎と楽しさと喜びとあっけなさと、全てがあって、わけがわからないんですよ。
でも、繰り返し歌えば歌うほどにどんどんテンションが上がって、あ〜生きてるってこれだな、って感じさせられちゃうんです。
ぜひともみんなにも歌ってもらいたいし、一緒に歌いたいのです(もちろん今日も一緒に歌いました)。
釜芸の合唱部でも必ず歌いますし、今後歌える機会も多くなると思います。僕もギターで伴奏ができるようになりました!
皆さんのお越しをお待ちしてますよ♪校歌のリクエストもいつでも♪
僕が釜芸校歌が好きすぎて、結局校歌の宣伝みたいになっちゃった。
井戸にどぼ〜ん!
(書いた人・げん)
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています