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2021年12月23日

今日のココ日(ココルーム日記)
ココルームの庭にはいくつも桶があってそこに金魚やメダカが入れてある。
寒くなって以来しばらく姿を見せなくなって心配していたのだけれど、今日少し空気が温んだからか、4匹ほど丸々と太った金魚が元気に泳いでいるのを発見した。
見ているだけで心が和むし、夏にはボウフラを食べてくれるし、ココルームにとって金魚はとてもありがたい存在だ。
つい先日、65歳以上の人たちのコミュニティハブとして活動している釜ヶ崎のひと花センターで、ココルームがコーディネートしている表現プログラム「美術の時間」に参加した時、全員で深夜の思い出をテーマに絵を描くことになった。
僕は以前飼っていたアマゾン川原産の電気ウナギの一種(電流は微弱で人に影響は無い)にブラジルで深夜を意味するマドルガーダという名前をつけていたことを思い出し、その電気ウナギのことを絵にした。
飼い始めた時は爪楊枝くらいの大きさだったけれど、ココルームの金魚のようにどんどん大きくなった。
マドルガーダは僕によく懐いてくれて、水に入れた僕の指を時々口で吸っていた。
僕の飼い方が悪く、成長後しばらくして死んでしまったマドルガーダ。
ココルームの庭の金魚たちはいつか僕の指を吸ってくれるだろうか。
(書いた人:テンギョー)

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ココルームの日々
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています