生きるということ。
大切な人がいなくなった経験はだれもがあるでしょう。
それでも、この苦しみを感じた人をみると、自分の過去が今でもくっきりと思い浮かんでくるから不思議です。
生きることに僕は強い執着はありません。ただ、今はまだ生きていたいと感じています。
かぎりある時間の中で自分からこの与えられた時間を手放そうとはもう思わない。でも、必ずやってくる最期にぼくは伝えたいことを伝えきれるだろうか?と考えると、きっとおちょこちょいで回り道をするぼくのことだから伝えられないことがたくさん残るでしょう。
だから僕はじぶんの言葉をたぐり寄せ本を書いてるのだと思います。
残った文章を見て、誰かの役に立ったり、幸せな時間を過ごしながら懐かしく本の表紙を眺めてくれたりするそんな時間のために僕は、いまも文章をかいています。
僕はそういう意味では、「生きていたい」「生きること」に執着しているのかもしれません。
自分の過去や経験に意味がある、誰かの役に立つと信じてそれが使命だと思っているから身体が生きることにはあまり興味はないけれど、だれかの心の中に生きていたいとは強く思っています。
本を書きながら想い描いている読者へ、そして妻へ、娘へ、家族へいつか僕の本を読んで、語り合ってくれる日にむかってこれからも書いていきます。
新刊の本文がほぼ書きあがりました。ぼく自身はすごく好きな本になりそうです。
これから出版までにすることが山積みだけど、僕なりの「生きる」ために表現してみようかなと感じさせてくれた時間でした。
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