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制作秘話5☆原画ラフ8見開きでは【絵が語る】意味を実感しました!

公募にチャレンジしている方へ、ほんの少しでも参考になれたらと思い
受賞作の制作秘話をシリーズで書かせて頂きたいと思います(#^^#)

【絵が語る】のではなく、事実を描いているだけ


【文が語る】【絵が語る】その両方で絵本を制作していく過程で
つい文章が多くなってしまいますし、登場人物の動きやセリフを
書き足したくなるので、とても難しいです・・・。

絵本【大みそかに、じかんがじゃんけん大会?】原画ラフは
当初お正月の雰囲気を全面に描いていたんです(汗)

新8場面 - コピー

じゃんけん大会を終えて、いよいよカウントダウンの準備をする様子を
描いてみたのですが、紅白は描かない方針になったのです・・・(涙)

正直自信があったので、どう描けば良いのか、また分からなくなったのです

※でも、ある部分に紅白を入れてあるんですよ♪※


【絵が語る】とは・・・???

説明の前に、次の原画ラフをご覧頂いても宜しいでしょうか?

※ちょっと暗くてすみません※

文章8見開き - コピー

最初の画像と同じ場面です☆しかも登場人物のセリフはカットになりました

絵本は、シンプルにするというよりも【削ぎ落す】の繰り返しだと
痛感した次第ですが、いかがでしょうか・・・?

その場面に起きている事をそのまま描くのではなく
セリフが無い登場人物の様子や心情も描く事で
読者の想像の中に【絵本のお話】が繰り広げられる・・・☆


それらが【絵が語る】という事なんですよね(#^^#)


10ヶ月程、1冊の絵本を制作していましたが、何度も描き直した
原画ラフを見ると、別の絵本も制作していたように見えます(@_@)

沢山の絵本が、どのような過程で完成されたのか
とっても知りたいです!!まだまだ勉強ですね☆

今回紹介させて頂いたのは、8見開きですが、もう全部全然違います(^^;
制作しながら、絵本について多くの事を学ばせて頂きました(#^^#)

絵本の描き方】の参考に、ほんの少しでもお役に立てたら幸いです☆


最後までお読み下さり本当に有難うございます☆彡

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(一社)絵本プロフェッショナル協会 代表理事 北島 多江子
ほんの少しでも、こころが癒されたり、こころ和む時間を 「こころ和み庵」にて、お過ごし頂けたら嬉しい限りです♪ 今後もどうぞ宜しくお願い致します(#^^#)