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過ぎたから言える、子供が学校に行かなくなった時に親ができること


最近、子供が学校に行かない、と悩んでるお母さんとお話をする機会がありました。
学校に行かなくなる子供の理由や背景は人それぞれ。私の子も学校に行かず、その事ですごく悩んだから、そのお母さんの気持ちがわかる気がします。
うちの場合は、はじめ朝起きれなくなり、部屋に閉じこもり、家族と顔を合わせなくなり、昼夜逆転の生活に…

自分の子が学校に行けなくなって私がどうしたか。受け入れるまでもがいた過程はこんな感じでした。

1 初めは焦る

私は親から、「学校は毎日行くもの」と言われて育ち、いじめを受けてても毎日登校しました。今思えば学校なんて行かなくても大したことはないと思えます。でも学校は毎日行くものっていう価値観で育った私は、当時かなり動揺しました。子供には子供なりに理由があって学校に行かないことに決めたんだと思います。でも動揺した私は何とか学校に行かせようとしたり、別室登校をすすめたり「明日は行けるの?」と聞いたり…してしまいました。深く反省です。この事はのちに子供にごめんね、って謝りました。

2 疎外感を感じる


ママ友は話を聞いてくれ「そのうち行けるようになるよ。大丈夫だよ。」「行けなくても義務教育だし。」など慰め?てくれました。でもそこの子は毎日登校しているんです。いろんな相談機関に相談しました。どこも、事務的、機械的な対応のように感じました。ある機関では、「不登校は連続して30日行けてないことを言うんです。まだ30日経ってませんよね?」と言う人も。そのうち、よそのお母さんと話すことも無くなって学校情報も入らなくなり、疎外感を感じるようになりました。

3 自分を責める

私の子育てが間違ってたのかも… 私が厳し過ぎたから…
私が仕事ばかりしてたから…とか。自分を責めることばかり思ってました。実際に、私の対応が良くないから子供が学校に行かなくなった、と言う人もいました。家庭環境が悪いから、とか。とにかく自分責めの毎日でした。

4 先々考えて不安になる

この先ずっと学校に行けなかったらどうしよう、昼夜逆転が戻らなかったらどうしよう、進学できなかったら、就職できなかったら…先のことは見えないのに、考えれば考えるほど不安になって、堂々巡りでしたね。

私が、もう子供が学校に行かなくてもいいや、と思ったのは、不登校の親の会に繋がった事と、担任の先生の対応でした。いろんな考え方の人がいるので捉え方は様々だけど、ちょっと、ホントにひどい対応が続いたので……こんな先生たちがいる学校なら、もう行かなくていいやと思ったんです。
後から子供が、
「あの時、もう学校に行かなくていいって言ってくれたから、すごく楽になった。」
とその時の思いを話してくれました。 

私なりに感じた、子供が学校に行かなくなったことで親ができること


待つこと、見守ることは相当しんどかったのですが、子供が学校に行けなくなった時、親が出来ることは子供を信じて待つこと、見守ることだと思います。
そして子供が何かを求めてきたときに対応できるように、情報をたくさん集めておくと安心です。




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