あっけなく終わった父の介護生活
父は、兄と母に見守られて息を引き取りました。訪問看護師さんもそばに居てくれました。
苦しかった表情と一変して、今はとても穏やかな顔。手を握るとまだ温かい。生きてた時よりずっと。今まで、きっと全身に力が入っていたんだろうな。抹消をしめて保ってたんだろうな。苦しいの我慢してたんだろうな。
お父さん。お疲れ様。きつかったね。今までありがとう。
家で死ななきゃな。そう言ってたお父さんの願い、叶ったよ。
退院まで見てくれた病棟スタッフの方。介護タクシーの運転手さん。連携室の看護師さん、訪問診療の先生、訪問看護師さん、ケアマネジャーさん、ヘルパーさん、訪問入浴の方、福祉用品の業者さん。薬剤師さん。緩和ケア病棟の看護師さん。介護休業を快く受けてくれた職場。子供の送迎を手伝ってくれた友達。情報を寄せてくれた親戚。一緒に走ってくれたたくさんの方に感謝の気持ちでいっぱいです。
もう少し続くと思っていた父の介護生活は、突然終わってしまいました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?