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老害プヲタ・プロレス“ザ・モンスター”ハラダの発想の転換のすすめ(4)続ける事と休息

とことん続けてこそ


今回は「続ける」というお話です。プロレスでもそうですが、好きなものはとことん続けてこそ花開くことがあります。この「続ける」ことに抵抗感がある場合、それを続けたくない、あるいは続けないことで自分に何らかの得があるメッセージが無意識の中にあると考えられます

「続ける」ことで自分が不利益を被るからやりたくないと考えてみてください。いい悪いの問題とかではなく、それは自分がちゃんと自分の身を守るために反応しているだけなのです。

鍛えられた時期があって


プロレスでも入門時にはスクワット(屈伸運動の一種)を何千回とやって強靭な下半身を作ります。それは、その先にプロレスラーになりたい、スター選手になりたい、などの願望ありきでこそできる努力だと私は思います。

たぶん文章を大量に書いていた時代というのは、プロレスラーのトレーニングに似た感覚があったな、と今は勝手に思っています。要はここで鍛えられた時期があって今、長文も短文も抵抗なく書けるようになっているので、やっぱ一定の量をこなし続けることっていうのは、ある種上達への必要条件ですね。

ただ続けられないからダメだということではないのです。先ほども言った通り、続けることで不利益を被るから続けられないのであって、私の場合は不利益を被るとは思っていなかっただけのことです。

知らない内に限界越えしては

もっともいいことばかりというわけではありません。いやなことでもかなり無理して続けてしまうと、知らないうちに限界越えして健康な生活を失ってしまいます。本当は抵抗を感じていたはずなのに、無理して続けると体や心を病んでしまいます。

また、仮に好きなことであったとしても、インターバルや休息も必要です。常に新鮮な形で接するためには、四六時中関わっているより、どこかで風向きをコントロールするのも大切なことです。物事にはやはり限度があるということは自分で知っておくべきでしょう。

いくら好きなことでも、休息なしでは続けられません。

翌日は必ず休息

マンガの神様・手塚治虫先生は「マンガが本妻、アニメは愛人」という名言(迷言?)を残していますが、寸暇を惜しんで作品を作り出した結果、60代で亡くなられてしまいました。

かたや、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげる先生は、何より「寝ること」を大切にしていたため、およそ100歳近くまで生きてあの世にいかれました。

どちらを選ぶかはあなた次第です。私なら昔は手塚先生の生き様に憧れていましたが、いまなら水木先生のライフスタイルもステキだな、と思えるようになりました。

ですので、前日が遅くなった場合は必ず翌日は休息に当てています。仕事に趣味に常に全力投球し続けてきた時代からすると、我ながら信じがたい話ですけど、これも今は自分の中ではアリなんですね。


両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」&YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。