[イラスト] オリジナルイラスト紹介④ドクター・モノケロス

2023年4月6日 09:58

今回のオリジナルイラスト紹介は、ドクター・モノケロスです。
所属はnGoで役割的にはベビーフェイスになりますが、nGoの元ネタはご存知nWoなんで、多少ダークヒーローっぽさも出したいと考えて作り出しました。

今のところうまくいってませんが(笑)
モノケロスは、ギリシャ語で一角獣(ユニコーン)を意味します。

彼女は、「干支が変わるたびにコスチュームとリングネームも変わる」というキューティーの新設定を思いつく前に誕生しました。
当時は、干支ごとにキャラクターを作ろうと画策していましたが、なかなかいいデザインが思い浮かばずに苦しんでいました。

折しも、同じ時期にアニメ版「ウマ娘プリティダービー」がスタートしてもいました。
したがって、午年の女性キャラを考えると、どうしても「ウマ娘」的になってしまい、かなり難産したのです。

そこで、ウマ系の動物で範囲を広げた結果、一角獣にたどり着いたわけなのです。
とはいえ、ユニコーンも古くは手塚治虫先生の「ユニコ」や、近年だと機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)など割とポピュラーな使われ方をしているキャラでした。

そこで、なんとか差別化を図るべく苦心惨憺した結果、ラテン語にいきついたわけです。
さて、モノケロスの医者設定ですが、これは完全にプロレスから来ています。

90年代に新日本や全日本で活躍した殺人医師(ドクターデス)こと、スティーブ・ウィリアムスその人です。
ただ、ウィリアムス自体、器用にヒールが出来るレスラーではなく、どちらかというと「強さ」に特化した選手でした。

ですから、女性キャラに当てはめるにはやや強烈すぎる感じがしたので、デスは省いてドクターだけ拝借しました。
しかし、モノケロスをドクターにしたのはいいのですが、問題が一つ浮上しました。

コスチュームを考える際に参考資料を探していたのですが、ナースコスチュームはたくさん出てきても、白衣の女性医師って基本地味な写真しか出てこないのです。
それでコスチュームのデザインにはかなり悪戦苦闘させられました。

結果的には白衣やナースのイメージを捨てて、なんとなく未来っぽいデザインに落ち着きました。
ただ、AWAのキャラクターたちは、私が面倒くさがって、いわゆるフェイスターンしないので、変化をつける意味で毎年コスチュームだけは変えるようにしています。

そのせいで、年の後半くらいからは非常にのたうち回るようになるのです。
とはいえ、モノケロスのケースでいうと、最初にコスチュームがかっちり決まらなかったおかげで、年々しっくりきている印象が私の中にはあります。

彼女は、プロレス的音楽徒然草の項目でよく登場していますが、この割り振りも「なんとなく」決めてしまいました。

両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」＆YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。